トランプとヴァンスの最低コンビ

現地時間の3月1日、アメリカのヴァンス副大統領が東部バーモント州のスキーリゾート地に、家族と休暇を過ごすためプライベートジェット機で訪れました。

そのプライベートジェット機が降り立った空港に通じる沿道でヴァンス副大統領一家を待っていたのは、

［ 裏切り者］
［ スキーは ロシアでやれ ］

などのプラカードやウクライナの国旗掲げ、ウクライナのゼレンスキー大統領へのヴァンス副大統領の非礼や冷遇を非難するデモの為に集まった数百人の参加者と抗議する様子でした。

トランプ大統領・ヴァンス副大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との口論の様子を、アメリカのワシントン・ポストは

「トランプ大統領の態度は、マフィアのボスのドン・コルレオーネのようだ」

と、映画のゴットファーザーに見立てた記事を報道したようです。

トランプ大統領の身内の共和党で穏健派として知られるマカウス議員は

「（大統領の態度は）吐き気がする」

という記事をSNS（X）に投稿したことが判りました。

それでも共和党議員からは「乱暴な言い方だが、本当のことを言っている。間違っていない」と評価する声があること、いつも軍装のゼレンスキー大統領に対し「（大統領に遭うのに）スーツを着ないのは無礼だ」という声があがったこと、それはどうしても理解しがたいです。

ただ、会談に際しての服装については、事前にアメリカから「スーツで出席」の要請がウクライナ側へあったらしいことが後で判りました。