トランプ大統領はどこを向いているのか?
アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が、口論となり決裂したことについて同席したトランプ政権の幹部たちがが出演したテレビのインタビューで言った内容は↓
ウォルツ大統領補佐官>
- 「ゼレンスキー大統領が戦争を終わらせるという目標を共有しているかはっきりせず、我々は驚愕した」
ルビオ国務長官>
- 「彼らは『和平を実現するために安全の保証が必要だ』と言うが、まずは和平を実現しなくてはならない」
- 「ロシアを交渉に応じさせることが重要なのにゼレンスキー氏はそれを妨げた」と非難
- 「我々は戦争を終わらせようとしている。
双方が交渉のテーブルに着かなければ、それは不可能だ。
トランプ大統領が言っているのは、そのことだ」
共和党のジョンソン下院議長>
- ゼレンスキー氏が謝罪し、協定を受け入れなければ「誰か別の人が国(ウクライナ)を率いる必要がある」
上記のように、改めてゼレンスキー大統領だけの責任を指摘・非難する発言を発したようで、鉱物資源をめぐる協定を「前に進めてはならない」という意見を出したことを明言しました。
この発言や態度、全てがロシアに対するものとは正反対で、一国の代表である大統領の辞任まで口にするこのウクライナとゼレンスキー大統領に対する軽視(内政干渉)、そこまでアメリカと言う国家の大統領と言うのは偉いのでしょうか?
常任理事国家は偉いのでしょうか?
そうであれば、同じ常任理事国家であるロシアにも同じくらいの態度ができるはずだし、示すべきでしょう。
<参考>
国連の記録上の常任理事国名は「アメリカ合衆国」、「フランス共和国」、「グレートブリテン王国」(イギリス)、「ソビエト社会主義共和国連邦」、「中華民国」(台湾)の5か国で、「ロシア連邦」と「中華人民共和国」(中国)の国名は無い。
| 固定リンク | 0
コメント
確かにアメリカの首脳は、大人気がなかったような気がします。しかしながら、それだけ支援をしてくれている国に対しての敬意も必要かと思います。
この大統領はクリミア併合以降にどのような活動をしてきたかもあると思います。まさかの想定外の事態になった責任は、避けられない。
私は、国の防衛を、侵略に対する全世界の秩序維持のためといっても所詮は、建前論でそれが、経済的、国民犠牲が生じると、アメリカ的に考えが出てくるのは、仕方がないような気がします。
これまでの外交の結果が、侵略を許したものとの解釈もあります。
国土の防衛は、平常時より外交と軍隊の両輪で、日頃から考えて措く必要があると思います。
日本も、そのためのに核を保有はしないが、即応できる能力は、抑止の視点でも必要と思っています。
投稿: ひで | 2025年3月 3日 (月曜日) 17:27
>ひでさんへ
>国土の防衛は、平常時より外交と軍隊の両輪で、日頃から考えて措く必要があると思います。
>日本も、そのためのに核を保有はしないが、即応できる能力は、抑止の視点でも必要と思っています。
同感です
投稿: 玉ヰひろた | 2025年3月 3日 (月曜日) 19:34