日本の”URIKO”とドジャース選手の行動
東京ドームで開催のロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスのMLB開幕シリーズは、大谷と山本と佐々木選手らが居るドジャースが今永と鈴木選手が居るカブスに連勝して終了しました。
わたしとしては、フリーマン選手とベッツ選手の活躍も視たかったです。
このゲームのテレビの視聴率は驚異の31%越えをしましたが、アメリカでもかなりの視聴率を上げたようで、その証に日本に取材のために訪れたアメリカメディアの多さが物語っています。
これも現影木選手が選ぶナンバーワン選手にも選ばれた大谷選手の人気でしょう。
その中で今永選手と鈴木選手が所属するカブスの地元放送局『Marquee Sports Network』が注目したのは、日本プロ野球のゲームではお馴染みの球場内でビールなどを売り歩く“売り子”と呼ばれる女の子たちでした。
カブスの地元放送局のテイラー・マクレガーさんは、
「ビールガールの“URIKO”がいます。
この女の子たちは、通路を走り回って、ビール、サワー、食べ物など、あらゆるものを提供しています。(ビールは)アメリカで売られているような缶ではなく、生ビールなんです。
彼女のバックパックには小さな樽のようなものが入っていて、そこから彼女は私においしいビールを注いでくれます。
彼女らは“URIKO”と呼ばれています。素晴らしい仕事です。素晴らしい注ぎ方です」
「これはいいアイデアだと思います。生ビールをスタンドに直接届けるんです」
などと映像で伝え、実際にビールを注いでもらって日本ならではの文化に感嘆のリポートを放送していたようで、この同動画を視たアメリカの野球ファンからも
「米国のMLBの試合でもこれをやるべきだ」
「東京は常に最先端」
「そうだ、アメリカ中のスタジアムにこれが必要だ。欲しい」
などと、賛同する意見が多数寄せられたとのことですが、もしかすると、アメリカでも当たり前に視られる光景になるかもしれません。
それより私が驚いたのは、ゲーム中のドジャースベンチの選手たちの行動です。
メジャーリーグでは試合中にベンチではヒマワリの種などをよく食べますが、そのからは床に何の躊躇もなく吐き出しますのでベンチ内はゴミや紙コップが散らかり放題です。
その中で大谷選手だけが、ヒマワリの種の殻を床にじゃなく行儀よく紙コップに吐き出す光景は有名でした。
ところが、それをドジャース選手が東京ドームでは紙コップに吐き出すやり方をやっていたのです。
もしかすると「日本の球場ではごみを散らかさないのがマナー」と教わったか?考えたのかもしれません。
とても新鮮な行為に見えました。
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