アメリカで「内ゲバ」が発生するのか?
トランプ政権は、ハーバード大学に対し学生の取り締まり強化や多様性の廃止などを要求、さらに違法行為をした留学生の記録などを提出するよう要求しました。
しかし、ハーバード大学は人権無視の不適切な政府介入だとし全ての要求を拒否しました。
それに対しトランプ政権は、
- 大学に対する助成金など22億ドルを凍結
- 医療研究向けの助成金10億ドルの差し止めも検討すると表明
- 留学生の違法記録を今月30日までに提出しなければ、留学プログラムの認定を取り消す
という暴挙に出たため、「助成金凍結で犠牲者となるのは、将来の患者とその家族だ」と批判し、トランプ政権を相手取り「政府の介入は大学の権利を侵害する」として助成金の凍結の差し止めを求め、州の連邦地裁に提訴するという法廷闘争になってしまいました。
さらにハーバード大学のコメントでは「反ユダヤ主義への懸念と助成金の凍結に合理的な関連性はない」との指摘もあったようです。
正確な内容は解りませんが、トランプ大統領の異様なまでの偏見政治が行われていることだけは確かです。
このままでは学生運動が激しくなり、昔日本であったような「内ゲバ」になりそうな気配のアメリカです。
問題なのは、そのアメリカの事情が日本国内にも影響を及ぼすということです。
何とかならないものなのでしょうか
| 固定リンク | 0
コメント