プロ野球の「魚雷バット」
大谷選手の活躍で注目度が上がっているアメリカメジャーリーグですが、今シーズンの話題を独占しているのは大谷選手ではなく「トルピードバット」というものです。
このバットはバットの先が細く、ボールが当たるところを膨らませた、いわばボーリングのピンを細長くしたような形状のバットで通称として「魚雷バット」と言われています。
今年からニューヨークヤンキースの選手などが使用し、野球規約には違反せず本塁打が量産されている結果が注目されています。
このことは日本プロ野球でも注目され、プロ野球の実行委員会が7日に開催され野球規則委員会からは日本の野球規則にも反していないと発表されました。
日本野球機構の中村勝彦事務局長は「使用するとなった場合には、スタートを12球団でそろえた方がいいという意見があったので、そういうふうに進むと思う」と述べ今後も規則委員会で議論することのようです。
これが使用されれば、バットの革命と言っても過言ではないことです。
かつて王貞治氏が当時のホームラン世界記録だったハンク・アーロン氏の記録を迫っていた時に、王さんが使用していたのが「圧縮バット」というもので、アメリカからは「バットのおかげでホームランが出た」と揶揄され、その後に圧縮バットの使用が無くなったことがありました。
魚雷バットもあまりにも飛び過ぎると何らかの規制がかかってくる可能性もあります。
ただ、日本国内で誰も使わないのももったいないと思いますので、早く使用されてほしいです
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