スーパーでの日米の違い「たまご」
アメリカでは、鶏インフルエンザの流行などで、卵が高騰し1パック(アメリカは12個)の平均価格が日本円で800円ほどにもなり、物価の高さで有名なニューヨークでは2000円近いのも出たことがBSワールドニュースでやっていて驚きました。
さて、オンラインでもその話題がありましたが、そこにアップされていたアメリカ国内のスーパーの卵売り場のフォトを視て、卵の種類の多さにさらに驚いてしまいした。
日本でも種類の違う玉子は売られていますがだいたい2~3種類、多くても数種類が一般的ではないでしょうか。
それに比べ、アメリカの玉子の種類はフォトに映っているのだけで15種類以上も並べ積み上げられているのです
これはいったいどういうことなのか?と検索したら判りました。
アメリカでは、以下のように分類され玉子が販売されているのです。
- Conventional Eggs(従来型の卵)
- Cage-Free Eggs(ケージフリー卵)
ケージに閉じ込められず、屋内で自由に動き回れる環境で産まれた卵。 - Free-Range Eggs(放し飼い卵)
- Pasture-Raised Eggs(牧草地飼育卵)
広大な牧草地で放し飼いにされた鶏の卵。自然の草や虫を食べるため栄養価が高いとされる。 - Organic Eggs(オーガニック卵)
有機飼料で育てられた鶏の卵。 - Omega-3 Eggs(オメガ3強化卵)
鶏に亜麻仁や魚油を与え、オメガ3脂肪酸を増やした卵。 - Vitamin D Eggs(ビタミンD強化卵)
- Lutein-Enriched Eggs(ルテイン強化卵)
- White Eggs(白い卵)
- Brown Eggs(茶色い卵)
- Blue/Green Eggs(青や緑色の卵)
- Duck Eggs(アヒルの卵)
- Quail Eggs(ウズラの卵)
ここまでですでに13種類にもなりますが・・・
さらにそれらはサイズとグレードに分けられます。
- サイズ:6段階
Jumbo(特大)、Extra Large(XL)、Large(L)、Medium(M)、Small(S)、Peewee(超小型) - グレード:3段階
Grade AA:最も新鮮で品質が良い。
Grade A:標準的な卵。
Grade B:加工用に使われる卵。
日本の卵は「L」「M」そして「S」「LL」ぐらいしかなく、グレード表などは存在しないのですから、とんでもないくらいの種類の多さになるはずです。
日本人の私としては気楽に替えない気がしますが、アメリカ人は慣れているので気にならないのでしょうね。
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