新葉の追い越し
今年のわが地域は大雪と寒さが続き、梅の花の開花が遅れ桜と同時に花が見られる珍現象が起こりました。
5月になった今でも見られています。
アップしたフォトは我が家のサツキの株です。
これを見て異変に気付かれた方は、日ごろ庭木をよく手入れしているか、それとも花木に詳しい人です。
普通はツツジやサツキというのは、常緑種や落葉種にかかわらず開花時のサイクルは、開花しその花がしおれ始まる頃に新たに枝葉が伸び始めるのが普通です。
今年は前述のようにサツキもつぼみの成長が遅れたのですが、急激な気温上昇の為に枝葉の成長が始まってしまい、やっと開花し始まった花が伸び生い茂ってしまった新葉に隠れてしまっているのです。
元々サツキというのは開花が遅く旧暦の五月ごろに咲くのですが、今年のように枝葉の伸びがこれほど開花時期を追い越したのは初めてです。
ただ、気温の上がり方が早い近年ではサツキのこの傾向は年々強まっていたことも事実です。
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コメント
なるほど、このようなこともあるのですかぁ。
こちらではサツキやツツジはとっくに終わり、新葉が生い茂っています。
なので、このような現象がこちらでもあったか気がつきませんでした。
来年まで覚えているかどうかわかりませんが、観察します。
投稿: へこきあねさ | 2025年5月23日 (金曜日) 20:13
>へこきあねささんへ
こちらではサツキは、旧暦の5月に入るごろに咲き始めます
投稿: 玉ヰひろた | 2025年5月24日 (土曜日) 16:50