主食米は増産へ
農水省は先月の5月23日、2025年産の米の作付け面積を増やし主食用米の増産に踏み切りました。
具体的には
- 主食用水田面積は7万5千ヘクタール増の「133万4千ヘクタール」
- 主食米生産量は40万トン増の「719万トン」(買い入れが中止された備蓄米の量も含む)
※資料米は3万2千ヘクタール減
ちなみにわが福島県は5900ヘクタール増加になっています。
これによって、来年の2026年の民間在庫量は56万トン増の214万トンになり、さらにこれとは別枠で政府備蓄米が30万トン市場に出るため、総数量で主食米は244万トンが民間在庫量となる見通しです。
この244万トンは、これまで民間在庫量の適正水準とされて来た「180~200万トン」を大きく上回ることになります。
前回も記しましたが、日本人のコメ消費量は人口減もありますが、20年ほどの間に200万トンも減少しています。
それが今回のようなマスメディアなどによる煽り報道で、買い占められたコメがこれから出てくることが予想され、それによってコメはだぶつく可能性があります。
そうなったらどうなるでしょう?
高値で買い占めた業者はたたき売りなどはじめてコメ価格は下落、悪くすると買い占められたコメが破棄される事態にまで起こるかもしれません。
それによって小規模農家や個人経営の米屋さんなどにはどんな影響が出るのでしょうか?
凡人のわたしには想像すらできません
「作れ増やせよ」か?・・・どこかで聞いたスローガン
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