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2026年3月 9日 (月)

「情けは人の為ならず」の誤用が拡大!?

先人が残したことわざにはいつも感心させられるものばかりですが、時代とともに言葉遣いの変化などから意味が誤解されてしまっていることが一夫おっく見られます。

情けは人の為ならず」は、私たちが良く知ることわざの一つでその意味は「他人への親切は、その相手への為だけじゃなく、廻りまわって最後には自分の為になる良い行為になる」というように私は覚えました。

ところが、現代人の約半数近く(45.7%)が

「人に情けを掛けて助けてやることは、結局はその人のためにならない」

という間違った意味で認識し使われているというのを知り驚きました。

誤用が広まった原因は、「ならず」という古い日本語の解釈の間違いと、
『思いやり・情愛・風情・風流心』の意味を持つ「情け」ということばを、現代人は「同情」と考えることが多くなったことからではないかとの分析があります。

その誤用が、当たり前になっていくのでしょうか?恐ろしい気がします。

先日、猛吹雪の取材をしていたテレビ局の若いリポーターが、

「前を見ることができない激しい吹雪のため、通りの皆さんは“目を細めています”」

と言っているのを聞き、言いたいことは判りましたが、笑ってしまいました。

「目を細める」とは「笑う表情」を表す言葉であり、「吹雪で目を細めている」では悪天候を喜んで笑っている意味になっていることを知らなかったのでしょうね。

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コメント

NHK朝ドラで「とんでもございません」と言うセリフを聞いたのを思いだしました。
言語学に詳しい方で、言葉はそうやって変化してきたもので、これからもそうだから、問題無いとしてました。
きっと誤用を憂慮している言語学者もいるでしょうから、まとめると、誤用は憂慮しても良いし、憂慮しなくても良い問題と言う事になります。

投稿: 堀内勝 | 2026年3月 9日 (月) 20:06

>堀内勝さんへ

お久しぶりです。
金田一先生は「言葉は変化するもの」と言うことを仰っていますので、「ぜんぜん良い」などのように使い方が変化していくのが常なんでしょうね
ただ、その変化スピードについていけないと悩むし困っちゃいます

投稿: 玉ヰひろた | 2026年3月 9日 (月) 20:55

誤字で散らかしてしまいました。すみません。
「とんでもない」の間違いです。
とんでもないの丁寧語は「とんでもないことでございます」だそうで、とんでもございませんと言う日本語は無いと解説してた人がおりました。
でも現在では許容されているそうです。
書いていて思いますが、この情報はこちらのサイトから仕入れた知識の可能性もありそうだなと心配になってきました…
私は誤用してる人を見ると訂正したくてたまらなくなります。
そして、そう言う私も誤用してる自信があります!

投稿: 堀内勝 | 2026年3月10日 (火) 09:53

>堀内勝さんへ

やはりそうでしたか。コメントは「とんでもない」に直しておきました。

たぶんそれは以前にアップした、「『申し訳ありません』の正しい丁寧語は『申し訳ないことでございます』云々・・」と言う記事の話かもしれません

投稿: 玉ヰひろた | 2026年3月10日 (火) 20:08

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