幕末、そして明治になって日本では中国から伝わった漢字を使って、本家とは違う意味にしたり使われていない熟語=和製漢語が多く発生し、後にその和製漢語は中国が逆輸入したりしたのも急増したそうです。
中国が逆輸入した和製漢語には下記のようなものがあります。
共産主義、右翼、左翼、運動、進化、共和・・・
これらは、中国ではなかった漢字・漢語だそうですから驚きます
さて国内に戻すと、今の世界中の人々が願うことに「へいわ=平和」がありますが、これも明治時代に生み出された和製漢語です。
これは「peace」訳語として考えられたものですが、当初は中国語の「和平」を選択するも、それでは「peace」の概念にマッチしないとして、【倒置法】(前後の漢字配置を取り換える)というやり方で、和平を倒置して「平和」、つまり平らかにしておだやか、という語を創作したそうです。
そして以前にも耳障りな誤読としてアップした和製漢語に「よろん」というのがあります。
「よろん=」は「輿論」という漢字を使用していましたが、「輿」の文字が難しいとして明治政府が使用禁止にしたため困った新聞社などが「世=よ}という漢字を代替えとして使用し「世論=よろん」として現在に至ります。
ところが「世論」を「よろん」と読まず「せろん」という人が少なくなく、一流の大学を出た知識人でもはずかしげもなく「世論調査」を「せろんちょうさ」というありさまです。
番組中にMCが何度も「よろん」言い直しても、どや顔で「せろん」と言う解説が、わたしには耳障りでしょうがないのです。
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