♪ぼくの髪が肩まで伸びて、君と同じくなったら約束通り‥♪
ある程度の年代なら、このフレーズを聞けばすぐに吉田拓郎やフォークソングを思い出し、同時に長い髪のヒッピーファッションを思い出すことでしょう。
プロ野球は大谷選手の話題で持ちきりですが、今年の日本プロ野球界で非常に多くなっているヘアースタイルが長髪、それもあのヒッピーを思い出させるほど髪が肩まで届く長さなのです。
これはメジャーリーグから帰ってきた、沢村選手の影響が大きいと思いますが野球=スポーツ刈りなど短髪しか知らに人は見て驚くことでしょう。
高野連(日本高校野球連盟)では、5年に1度の間隔で全国の硬式野球部を対象にしたアンケートを調査行っています。
その内容が6月19日に発表されたのですが、加盟校の99.2%にあたる3,788校から回答があり多くの野球部で見られた「丸刈り」を採用する高校が大幅に減っていることが判明しました。
実際、以前も気しましたが甲子園大会でもかなりの数の野球部員が長髪になっています。
それだけ「強制丸刈り=ハラスメント」という考えが浸透してきた証のように思います。
ただ、高野連が気にしているのは部員減少が進む実態だったようです。
これは少子化や、サッカーやバスケットボール人気に押されていると分析されているようですが、もう一つ強豪私立の高校に選手が偏って集まっているからだと思います。
福島県の例を挙げれば、甲子園出場が常連高校でプロ野球選手を多く出し、来年度から硬式女子野球部も創設されることが決まっている聖光学院高校の野球部員は約120名もいます。
その中でレギュラーになれるのはたったの20人、それでも甲子園に行きたくて日本全国から入学・入部してきます。
この偏り入学が、もっとも部員不足を起こしている気がします。
何をしても、日本のプロ野球チームを増やさない限り野球人口減少は止められない気がします。
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