カテゴリー「スポーツ」の416件の記事

2024年8月15日

パリ五輪のメダルはバッタもの?

パリオリンピックで授与されたメダルは、「パリ造幣局」が製造したものですが、アメリカの選手を中心に「メダルがもう劣化している」と話題になっています。

記事によれば、たった5日の間にメダルの両面には無数の傷や黒い斑点のようなものが散らばってかなりザラザラしているというのです。

相次ぐ破損報告を受けて、米スポーツメディア『TMZ Sports』は「製造元であるパリ造幣局は傷ついたメダルのすべてを組織的に交換し、オリジナルのものと同じ刻印を入れると約束した」と報じているようですが、はたして今後の展開はどうなるか注目が集まっているようです。

もし、全てのメダルが欠陥品だったとしたら、パリ造幣局、その技量まで落ちることも間違いなく、オリンピックとしても前代未聞の失態となるのは必至です。

パラリンピックのメダルはどうなのでしょう?気になります

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2024年8月11日

「近代五種」という競技の驚異

パリオリンピックでは、多くの種目で日本初のメダリストが誕生しましたが、その中でも「近代五種」で「佐藤大宗選手」が銀メダルを得とくしたのには驚きました。

陸上の「十種競技」は

  1. 100mラン・
  2. 400mラン・
  3. 110mH・
  4. 1500mラン・
  5. 走幅跳・
  6. 砲丸投・
  7. 走高跳・
  8. 円盤投・
  9. 棒高跳・
  10. やり投、

の十種目を1人で行っての総合点で争う競技で、ヨーロッパではキングオブスポーツと称賛されますが、日本ではほとんど人気がありません。

さらに「近代五種」となると、私もそうですがほぼ知らない人の方が多い気がします。

その競技の内容は、

  1. 馬術
  2. フェンシング(エペ)、
  3. 水泳(200m自由形)、
  4. ランニング(800m×4)
    射撃を組み合わせたレーザーラン

という5種類の競技をたった1人で行って競い合う、とんでもない種目ですが「スポーツの華」と言われているそうです。

この二つの書目のどちらにも共通するのは、日本国内では人気の無い種目であることでしょう。

陸上の十種競技もそうですが、近代五種の練習の仕方はもちろんのこと、どんな運動神経とメンタルと考え方の持ち主がこんな競技を選ぶのでしょう?
もう全く想像がつきません。

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2024年7月28日

土俵入りを映さないNHK

昨日、福島県(須賀川市)出身の白熊(しろくま)が、ウクライナ・メリトポリ出身「獅司 」(しし )とで十両優勝争いをしているので、久しぶりに十両がとる時間帯から大相撲放送を視てしまいました。

その流れで幕内力士の土俵入りも視て、そしてこれまた久しぶりに横綱土俵入りを視ました。

一人横綱である照ノ富士関が、同門で人気力士の翠富士(みどりふじ)と熱海富士(あたみふじ)を伴って土俵に上がりました。

そして、土俵中央に進み正面を向いて不知火型土俵入りと思って視ていたら、画面に映されたのは照ノ富士の顔のアップだけ、最高の見どころである不知火型土俵入りの様子は、全く、全く、全く映されず、画面いっぱいに映った照ノ富士の顔だけで終了してしまったのです。

最近は「アップ病」ともいえるほど、どのテレビ局でも顔ばかり映す異常なカメラワークが多くなりましたが、NHKもここまでカメラワークがお粗末(へたくそ)になってしまったのかと、顔だけアップ放送に愕然として腹が立ってしまいました。

「おれはちゃんと受診料を払っているぞ」と心の中で叫んでしまいました。

直ぐに意見をNHKにメールしました

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2024年7月27日

メディアの恐怖

日本人アメリカメジャーリーガーで、押しも押されぬスーパースターになった大谷選手ですが、真美子夫人と結婚し夫婦の新居である豪邸がハワイに建てられたことはテレビ報道で知られることになりました。

ところが、アメリカ、特にLA中心部には、アスリートや有名人の豪邸を専門に狙う複数の凶悪窃盗犯グループが存在し、犯人はほとんど捕まっていないという実態が在る国家です。

ですから有名で高額所得の有名人の家というのは、報道から守られることが常識です。

ところが、大谷選手の場合は新居を依頼したアメリカの不動産会社が地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』教えてしまい、それを日本テレビとフジテレビが追随し報道、特にフジテレビは新居の塀の隙間からバスケットボールのコートを撮影(盗撮)したり、近隣住民へ取材したりしたそうです。

この報道で真美子夫人は、恐怖が募り外へも出られなくなってしまったそうで、大谷選手は憤慨し不動産会社への訴訟、報道した『もうフジテレビには二度と出ない』と言っているようです。

大谷選手の新居は観光地のように人々が集まり、大谷夫妻は新居から離れざるをえなくなり、球団が用意したホテルや、エンゼルス時代に住んでいた郊外の家で暮らしているといいます。

フジテレビはこれを報道した「めざまし8」で、アナウンサーが謝罪をしたようですが、すでに取り返しがつかないことになっています。

マスメディアというのは、誤った報道やプライバシーの侵害や偏見によって切り取った部分報道などしても「報道の自由」を盾にほとんど罰せられません。

それゆえに、正確な報道をしてもらいたいものです。

そんな思いをいつも持って視ていますが、25日のパリ五輪サッカー予選日本対パラグアイではパラグアイの選手と言いながら日本代表ゴールキーパーの小久保玲央ブライアン選手をアップで放送していました。

駄目だこりゃ

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2024年7月22日

まるで兎と亀のレース

ウサギとカメの昔話は、足の速いウサギが油断して眠ってしまい、その結果カメに負けてしまう話でした。

その話をほうふつさせる珍事が、スロバキアのバンスカー・ビストリツァで開催されている「U18欧州陸上選手権大会」(18歳以下のヨーロッパ大会)で起きたのです。

現地時間の19日に行われた男子200メートル予選、第4組6レーンのイギリス代表の「ジェイク・オデイ=ジョーダン選手」(16歳・アフリカ系)の)は、スタートとともに勢いよく飛び出しグングンと後続を引き離し直線に入ると独走、そこで同選手は予選通過を確信し、残り50メートルほどで次のレースの為に力温存のため、一気にスピードを落としました。

トップアスリートがよくやる「流し走行」というものでしたが、緩めたところが早すぎたためフィニッシュ前に3人の後続選手に追い抜かれ、まさかの4位で予選敗退となり準決勝進出を逃してしまうという珍事が起こったのです。

この珍事に各国のメディアが

  • 「200メートルでの愚かなミスでランナーが話題に」
  • 「英国の10代ジェイク・オデイ=ジョーダンが歴史に残る凡ミスを犯した」
  • 「考えられないことが起きた」
  • 「16歳のイギリス人スプリンター、ゴールライン前でペースを落とし、追い抜かれて『惨事』に見舞われる」
  • 「彼はスピード落とすのが早すぎた。とても厳しい形で教訓を得ることになった」

等々の見出しで記事を掲載したそうです。

この選手はよほど自分の速さに自信を持っていたのでしょうが、それが過信となり恥ずかしいミスになったようです。

ウサギとカメの話そのものですよね

 

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2024年7月18日

連合チーム

少子高齢化が進む現在、それは学校の生徒数に如実に表れています。

現在、全国では高校野球の夏の甲子園大会をめざす都道府県予選が行われています。

朝刊を視ていたら、わが母校は近くの高校との連合チームとして出場していたのに気が付き驚きました。

私が卒業したころの母校の生徒数は、一学年総数が300人超で全生徒数約900人超でしたが、現在は一学年が160人で総数でも480人ほどですから半減していました。

その影響は団体スポーツのクラブにも影響は顕著で、県内では毎年2校から3校の野球部が連合を組んでチームを作り予選大会に出ることが珍しくなくなりました。

これは野球そのものへの人気が落ちていることもあるでしょうが、まさか母校の野球部も定数に満たない状態になっていたとは知りませんでした。

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2024年7月12日

エアコンとパリオリンピック

10日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、来月から始まるパリオリンピックの選手村にエアコンが設置されていないという問題について報道しました。

選手村にはエアコンは無いですが、地下水を利用した床下冷房が設置され6℃ほど温度を下げているのです。

パリが目指すものは「史上最もエコな大会」で過去の大会と比べて温室効果ガスの排出量を半分にし、使い捨てのプラスチックを使わないなどの取り組みも行っていますが、エアコンが無いのもその取り組みの一つです。

最近の報道というのは小さなあらを探し、それを誇張する傾向が強すぎてあきれることが多すぎです。

そもそもフランスのパリというのは「北緯48.5度」に在り、日本で言うと日本最北端の北海道稚内市(北緯45.4度)よりも北に位置する都市です。

さらに、パリの冷房事情は特殊で、景観保全のためにエアコンの室外機を許可なく設置できないことや、温度が高く(最高で40℃にもなる)ても乾燥していて過ごしやすいことなどの理由で、エアコンの普及率は25%という非常に低くい都市なんだそうです。

ただし、どうしてもエアコンが欲しい場合はその国の負担で設置可能なようで、日本は約1,000万円を負担して設置する予定のようです。

スポーツ界では「どんな環境下(国)でもそれに合わせられるのが一流のアスリート」という考え方があります。

その考え方からすれば、日本の対応は賛否が分かれそうです。

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2024年5月19日

大相撲 けがで休場力士が続出

福島県出身の人気力士の1人、東関脇・若元春(荒汐)が夏場所(5月場所)7日目の18日の取り組みで、足の親指靱帯断裂のため同日に日本相撲協会に休場届けを出しました。

この日はカド番大関の霧島(音羽山)も古傷の頸椎が悪化し手がしびれるなどとして休場届けが出されました。

これにより今日から、横綱・照ノ富士、大関・貴景勝、大関・霧島、関脇・若元春、小結・朝乃山という三役以上の上位関取が合わせて5人休場する事態となりました。

これによって、霧島は大関陥落、若元春と朝の山も三役から陥落することになるはずです。

相撲ファンとしては、やぱっり以前あった「公傷制度」を復活してもらいたいと思ってしまいますが、なかなかその制度の復活は難しいようです。

ただ、年に6場所制になっていて、力士も身長180cm・体重120kgで小兵力士になってしまった現在においてけがは付き物でもあり、公傷制度を何とか復活してもらいたいものです。

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2024年5月13日

「東レ」の2000万円バイク

パリ五輪で自転車トラック種目の日本代表が使う予定のバイク(自転車)が12日、静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームでお披露目されたことが今日のスポーツ紙に載りました。

開発したのはレーシングカー製造などを行う「東レ・カーボンマジック」で、徹底した空力性能の向上を目指し、1平方メートルで約3万円するカーボンを1台のフレームなどに「100平方メートルほど」を使用し、1枚ずつ職人の手作業で約3週間かけて貼られ、東京五輪から性能は向上し、空力抵抗は5%強に抑えることを実現したそうです。

ところがその画期的な性能より、その新バイクの価格が1985万円(税込みだと2183万5000円)という驚きの価格であることが話題になっています。

東京オリンピックのバイクの価格は約66万円だったそうですから、そのけた違いの価格がわかります。

ただ思い起こせば、今は国会議員ですがスケート選手だったころの橋本聖子さんが、夏のオリンピックのケイリンに出場するときに開発されたバイクは700万円ほどでしたので、今回の価格もそれなりのように感じます。

現在日本の女子競輪界のホープで、パリオリンピックで日本女性初の金メダルを目指す「佐藤水菜選手(25)」は国内女子ケイリンでこのバイクを使用し11秒027で優勝した際にその速度に驚いたそうですが、それと同時に最高のバイクを使いこなせたことに好感触を得たようです。

国際自転車競技の種目は十数種目もあるのですが、世界で日本だけプロ競輪選手たちが居るのに世界大会やオリンピックで勝てないというのは口惜しい限りです。

何とか新バイクで勝ってほしいものです。

それにしても、競技用バイクと言えば国内ではSUNSTAR(サンスター)だけかと思ったら、東レも2022年から参入していたことを知って驚きでした。

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2024年3月19日

豊川高校のニキータ選手

興味のない人には全く関係ないことですが、春の選抜高校野球(春の甲子園大会)が始まっています。

わが福島県からも学法石川高校が33年ぶりに出場しています。

今回、初日の試合でプロ野球のドラフトの目玉とも言われる、豊川高校のモイセエフ・ニキータ選手が出場し(試合は負けたが)その能力の高さをいきなり示すホームランを放ちました。(阿南光(徳島)が、豊川(愛知)に11-4で勝ち2回戦へ

そのホームランもただのホームランではなく、今年からボールが(約5mほど)飛びにくくなった新規定バットでの第1号ホームランを打ったのですから、顔もよくスター性も感じさせました。

ただ、豊川高校は愛工大名電校に11点も取られて負けてしまいましたので、スポーツ紙の扱いはもう一つだった気がします。残念!

モイセエフ・ニキータ選手は、生まれも育ちも愛知県刈谷市ですがお父さんとお母さんはロシア人、そのお父さんのセルゲイさんは極真空手(実戦空手)の愛知県大会で優勝経験があるということですから日本での生活はかなり長いようです。

そのため、モイセエフ・ニキータ選手自身は、ロシア語が堪能だそうですからウクライナでの戦争の報道はリアルに理解しているのだと思います。

そのことについては語られていませんが、マスメディアはこれからもそれに触れないでどうか日本人選手として扱ってもらいたいと祈らずにいられません。

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