カテゴリー「ニュース」の664件の記事

2024年9月 3日

子会社の統合で社員の心中は

福島県内では誰もが知っているホームセンターの一つはダイユーエイトですが、この店舗などを傘下に持つアレンザホールディングス(HD、福島市)は、グループ内のペット事業を子会社のアミーゴ(東京都)に9月1日付けで統合したと発表しまた。

同HDの子会社でペット事業を展開するのは、ホームセンターバロー(岐阜県)、アミーゴ、ジョーカー(東京都)で、ホームセンターバローのペット事業をアミーゴに承継し、ジョーカーをアミーゴに吸収合併するという内容のようです。

ダイユーエイトの社長と言うのは、県内企業でもユニークな事業を展開することで有名で、今までもドラックストーを手掛けたる合併や売却を繰り返してきた経緯があります。

他人事ながら、私も合併・分離を何度も繰り返した企業に勤めていたので、従業員は心身ともに大変だろうなと同情してしまいます。

会社は企業年金をかけてくれているのでしょうかね。

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2024年8月28日

もしも、隣のトラックが倒れてきたら

台風10号が接近している九州の宮崎県国富町の交差点で、26日午前10過ぎに発生した事故に思わずゾッとしました。

それは、満載に巨木の丸太を積んダ大型トラックが、さらにもう一台分の荷台をけん引するダブル連結トラック(通常の大型トラックに(フル)トレーラーが、交差点を左折しようした際にけん引している荷台車が横転し、対向車線で信号待ちしていた3台の車に丸太40本あまりが直撃したというものです。

このうち2台は、丸太が車の屋根を直撃して大破し、運転していた70代の女性と80代の男性の2人が宮崎市内の病院に搬送され、特に1時間余り車に閉じ込められる結果となった70代の女性は腰の骨が折れて重症となりました。

ただ、命に別状はなく死者が出ない交通事故となりました

落下した丸太は、太いもので直径は1メートル長さが4メートルといことで重さは約1トンにもなりますから、崩れ落ちた丸太の総重量は20トン以上にもなります。

わが村でも丸太を満載にして運ぶトラックをたまに見かけますが、後ろに居ても「もしも落ちてきたら・・」と不安になりますので、横に並ばれて曲がり始めたらこのような事故が起こる可能性は0ではありません。

考えたらきりが無いですが、やはり気になります

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2024年8月22日

ロマンス詐欺被害が3倍増

20日、福島県警は交流サイト上で投資家や著名人などをかたって投資に勧誘する手口の投資詐欺・ロマンス詐欺について、、今年1~7月末の被害が28件、そう被害額が3億3473万円だったことを発表しまた。

この被害額は過去最高を記録した昨年1年間の1億2326万円の3倍近くになり、県警は「必ずもうかる投資話はない。SNSやマッチングアプリで知り合った相手の話を安易に信用しないようにしてほしい」と呼びかけが行われました。

同時に今年1~7月末の「なりすまし詐欺」被害も、確認されているものだけで64件で、被害額は前年同比期5703万円増の1億262万円にもなっていることも発表されました。

年齢別での被害者の50%以上が65歳以上、その中で未然防止できたのは67件(1796万円)で、このうちコンビニが47件(692万円)、金融機関が9件(636万円)だったそうです。

考えかたをかえれば、確認されているうちでは約70%は未然に被害を免れていることのようですので、実態は4割~5割はお金が犯罪組織に行ってしまったとも言えます。

この詐欺で一番悪いのはもちろん犯罪組織ですが、はたしてそれだけなのでしょうか?

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2024年7月29日

どこの誰だろうか?

26日、南会津署は只見町石伏の只見ダム貯水池で、身元不明の男性の遺体が見つかったと発表しました。

遺体が見つかったのは24日(水)午後2時過ぎごろで、ダムを管理する施設職員から「人が浮いている。亡くなっているようだ」と110番通報によるものでした。

遺体は40~70代、身長は167センチほどで中肉、ウエスト79センチの茶色の長ズボン、黒色のトランクスをはいていたとのことで、同署(℡0241-62-1140)では身元に関する情報提供を求めています。

遺体に目立った外傷は無いようですが、亡くなってから数カ月は経過しているということです。

その数か月間、この方を探す人は誰も居なかったのでしょうか?

他殺か自殺なのかは不明ですが、もし孤独のまま亡くなった方だとしたらと思うとなにか現代社会が抱える問題があらわになったようで薄ら寒い感覚に襲われました。

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2024年7月14日

輪島市のマンホールで復興応援(国見町)

震災に見舞われた石川県輪島市には、「輪島太鼓」「輪島の朝市」「輪島塗」などが描かれたマンホールが存在します。

福島県の北部にある国見町(くにみまち)の武田紙店店主の武田功さんは、能登半島地震復興応援プロジェクトを立ち上げ、そのマンホールをデザインした木製コースターをプロジェクト協力者でもある「道の駅国見あつかしの郷」で販売し、1枚の売り上げにつき200円を能登への募金にしたそうです。

そのコースターには能登の被災地への応援メッセージカードを同封されていて、その集まった応援メッセージと地元の国見小児童も復興の願いを込めたイラストも義援金とともに、同じくプロジェクトに協力した国見郵便局から能登に発送されたそうです。

この支援プロジェクトを立ち上げた武田功さんは、令和23年(2021)の東日本大震災によって店舗が全壊した経験があり、「自分たちも全国から温かい支援を受けた。能登の被災地が前に進めるよう力になりたい」との思いから行動を起こしたそうです。

この募金活動は終了しましたが、引き続き国見町にある「道の駅あつかしの郷」ではコースターを販売しているそうで、このコースターを見て輪島市に在る実際のマンホールを見に被災地を訪ねることで支援につながれば、との思いを込められているそうです。

思えば東日本大震災の時にも、こういう取り組みが全国や海外でも自然発生したことをわたしは忘れません。

誰しもがこの優しい心持っているのに、戦争も起こるのは人間界の複雑怪奇なところでしょう

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2024年6月26日

逃げない熊

25日、青森市の八甲田山で、80代の女性がクマに襲われたと、一緒にいた男性から通報があり警察や消防などで組織された捜索隊は、午後0時半ごろに山に入り、1キロほど歩いた先で女性を発見救出したということです。

しかし、女性は意識不明の重体で青森市内の病院に運ばれましたが、その後に死亡が確認されるということが発生しました。

このニュースはテレビでもやっていましたが、気になったのは猟友会が女性を見つけたときにまだそばに熊が居たと言ことです。

さらに驚くことに、熊は逃げずに隊員らが到着しても10分くらいは女性の傍に居たというのです。

つまり、人間を全く警戒していないどころか、隙あらば向かってくる可能性もあったのです。

危険な熊が増えているという証ですし、それは熊に限ったことではなくほかの野生動物にも当てはまる可能性が高い証でもあります。

困ったことです

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2024年5月26日

小名浜に初鰹が揚がる

25日、初夏の味覚カツオが福島県いわき市の小名浜港に今年初めて水揚げされました。

昨年より4日早いようですが、ほぼ例年並みの時期で初日のカツオの水揚げ量は203キロにとどまり、ここ数年で最も少なかったようですが夏漁の花形の登場に漁業関係者には活気があふれたそうです。

水揚げしたのは、いわき市の「酢屋商店」の船団ですが、いつもの八丈島沖など南部で漁場が見つからず、そのために例年より半月ほど早く常磐沖での漁獲となったため昨年より4日ほど早まったようです。

カツオは重さ2キロほどの中型が中心で、1キロ当たり330~500円で取引されましたが、まだまだ量が足りていないとして「市民の期待に応えられるよう継続して漁に取り組んでいく」との意気込みが語られたようです。

江戸のころには縁起物とされた「初鰹」、小ぶりでも油ののりは良くおいしいそうです。

スーパーのカツオも安くなるでしょうか?

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2024年4月25日

大きなお世話のレッテル貼り

きょうの朝刊の1面見出しは、「2050年には福島県内の33市町村が消滅する」というショッキングなもので驚きました。

その内容は民間有識者らでつくる「人口戦略会議」の調査として、出産の中心となる20~30代の女性が5割以上減ると推計される市町村について2020年から2050年までの30年間での人口が減少し続け、やがては自治体が存続できなくなる可能性があるというものです。

33市町村ということは、46市町村が在る福島県内では約7割が消滅する可能性があるということです。

さらに原発事故の影響が残る浜通りは、市町村単位の推計は示されず全域が消滅範囲として示されました。

今回示された消滅可能性がある自治体には、会津若松市(人口約11万人)も含まれ同市民はもとより県内からは「負のレッテル貼りだ!」と反発の声が福島県はもとより全国でも上がっているようです。

人口減の問題は全国的なもので、その問題の一役・参考にしてもらおうとしたものかもしれませんが、これで人口流出が加速することが想像できなかったのでしょうか?

ちなみに、わが村はその消滅が予想された33市町村には入りませんでした。

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2024年4月24日

「クレムノセラムス ウォルタースドルフェンシス」長っ!

福島県いわき市で日本初の種類となる二枚貝が1種と、県内初となるものが2種を含めた6種類の二枚貝の化石を双葉層群から発見されことが今日の朝刊に載りました。

その日本初の発見となった貝の名前が、タイトルの「クレムノセラムス ウォルタースドルフェンシス」という名なのです。

そして県内初となった2種の貝の名前が「ミチロイデス インサータス」と「クレムノセラムス ロツンダータス」なんだそうです。

たぶんこれらは発見者の名からとっているのでしょうが、発見された貝の中には「ディディモス アカマツイ」というのあったそうで、これはなんとなく日本人の名前のような気がしますが長くて難しいです。

アンモナイトとともに恐竜時代の地層の年代を示す「示準化石」としても知られる二枚貝の化石は、これまでの研究ではいわき市の恐竜時代の地層は約8900万年前のものとみられていましたが、今回の発見でこれよりも100万年ほど古くから堆積し始めた可能性があるということが判ったようです。

またもや古代史の定説が更新されることになります

発見したのは福島県立博物館の猪瀬弘暎主任学芸員らの共同研究グループで、いわき市の鈴木製麺会長の鈴木千里さん(74)が6種類を全部見つけたものです。

この製麺所を営む鈴木さんというのは、化石発掘では県内外でも知る人ぞ知る有名人でもあり、この記事を視た途端に「またもや鈴木さんが発見したのか。今も発掘をやっているんだ」と感心してしまいました。

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2024年4月13日

大阪万博と福島県

建設費、2回目の上振れとなり先行きの見通しがなお不透明な「2025年大阪・関西万博」ですが、この施設の一部の建物の設計と建設に福島県の会社と人物がかかわっていることが今日の朝刊で紹介されました。

建設する施設はテレビ各局が中継などに使うサテライトスタジオで木造平屋建て床面積約150平方メートル(約45坪)、福島県産木材を基礎部分や屋根に活用して建てるそうです。

万博協会が発注したその工事を受注したのは、福島県大玉村の建築家「佐藤研吾さん」と、同県郡山市の「おおほり建設」です。

佐藤さんによれば東北の企業が万博関連工事に参入するのは初めてになるそうで、「東北から万博を盛り上げたい。会期後は建物を解体し、部材を福島県内の地域の施設に転用していく計画です」ということのようです。

佐藤さんは当初「地域おこし協力隊」の一員として大玉村に来て、その後一家で現在の場所に移住し古民家を回収し佐藤研吾設計事務所と古書店にして仕事をなさっている人です。

住んでいる家の隣組には「野内与吉さん」の生家が在る景色の良い場所ですが、そんな村の人が万博にかかわっているとは驚きでした。

ただ、先記しましたように次々に問題が噴出するこのイベントに参加していることに対し複雑な思いばかりです。

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