カテゴリー「映画・テレビ」の185件の記事

2025年1月28日 (火曜日)

ガバナンスとコンプライアンス

今日の地デジテレビ放送は、ほぼ3通りの内容に別れた感じになりました。

フジテレビ系列はいつも通りの放送内容、NHKは国会中継、その他の民放各社は昨日のフジテレビの記者会見に対する報道でした。

その記者会見の報道の中で耳にタコができるくらい出てきた言葉が「ガバナンス」と「コンプライアンス」ですね。

あまりにも耳慣れた言葉で、その意味もほとんど方が知っている(?)言葉になりましたが、いざ「意味を説明してください」と言われたら案外しどろもどろになる言葉ではないでしょうか(私だけ?)

ということで、いまさらですが自分の為にその意味をアップしてみたいと思い立ちました。

ガバナンスとは】

  • 「ガバナンス」とは、統治・管理・制御という意味だが、
    日本においては「コーポレートガバナンス」の意味合いで使われ、企業内部の統治や管理体制、および意思決定プロセスに関する枠組みをあらわす。
  • 具体的には、企業の経営者や取締役会が、企業の利益や株主の利益を適切に考慮しながら企業を運営し、リスクを管理する仕組みで内部の透明性や責任の明確化、統制、監査、報告を通じて、持続可能な成長を維持することで、株主をはじめステークホルダーの利益を考慮した経営を目指すことを可能にすること。

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2025年1月27日 (月曜日)

富田望生(みう)さんが映画の主演

NHK朝のテレビ小説の「なつぞら」と、笠置シヅ子さんをモデルにした「ブギウギ」に出演し福島訛りのある個性的な人物を演じた福島県いわき市出身の俳優富田望生(みう)さんが、なんと映画で主役に抜擢されたことが判りました。

映画は阪神・淡路大震災がテーマの映画「港に灯(ひ)がともる」という作品で、富田さんは26日に故郷のいわき市の「まちポレいわき」で舞台あいさつし、「古里に初主演映画を持って帰れて良かった」と喜びを語ったそうです。

映画は震災から30年めに合わせ発生した1月17日に公開され、震災の翌月の神戸で生まれた在日韓国人3世の女性・灯(あかり)の役だそうです。

この映画では主人公は(阪神・淡路大震災を)経験しておらず、東日本大震災を経験し知っている自分と役柄との線引きできるか撮影前は不安だったことを明かしました。

撮影中は2カ月ほど神戸に部屋を借りて暮らし役作りをしたそうで、「これからも古里に作品を持って帰れるよう頑張る」と話されたようです。

これから富田さんはどうなるのかわかりませんが、西田敏行さんのような俳優さんになっていったらすごいことです。

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2025年1月11日 (土曜日)

1月17日と朝ドラ「おむすび」

1995年(平成7)1月17日に発生した阪神大震災、その日に合わせ神戸市で開催される犠牲者追悼の「1・17のつどい」の会場で、「ゆっくりでも一歩ずつ」「協力」「絆」などと書かれた竹を並べるため、きょう11日に同市北区の「あいな里山公園」で地元のボランティアや小学生、高校生らがそれぞれの思いを込め竹灯籠を作ったそうです。

この日は200~300本を目標に制作され、震災発生30年となる17日にはつどいが開かれる神戸市中央区の公園「東遊園地」で火がともされることになっています。

現在放送されているNHKの朝ドラ「おむすび」では、その震災の被災者家族を中心に描かれていますが、今週には東日本大震災へボランティア活動に出かけ、翌年の1月17日には皆が黙とうをささげるストーリーになっているようです。

そのまさに今週の1月17日(金)に主人公の一家の黙とう場面が放送されます。

最初から現実の日にちと合わせられて制作されていたのでしょうか?たぶん合わせられていたのだともいますね。

「おむすび」とはヒロインの「結(ゆい)」のニックネームで、震災で食べた「おむすび」から始まり、家族の結びつき、仲間との結びつき、そして被災者同士の結びつきを示している、実にうまい脚本だと感心させられました。

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2024年11月28日 (木曜日)

朝ドラ「おむすび」と震災と被災者・避難者

毎朝放送されているNHK連続テレビ小説「おむすび」、一部の評論家からは「展開が遅い」や「共感する人物がいない」とか酷評されています。

ヒロインの一家の背景には「阪神淡路大震災」が存在しています。

あの大震災後も、東日本大震災、新潟地震、熊本地震、能登の地震と連続し、被災者は未だにあの頃を心に残している人が数限りなく存在します。

ドラマは、そういう被災者への配慮しながら慎重に脚本を作成されていること、それを感じ取れない方々が批判している気がします。

ストーリー的に言って、この3年後くらいのヒロインが22歳のころに家族や周りの方々は、「東日本大震災」の発生を知ることになるはずです。

現実としては、あの震災が起こった際には神戸や大阪から沢山の方々が「阪神淡路大震災のお礼です」と言って、私たちの処にボランティアに来てくださいました。

言い換えれば、このドラマは大震災後の被災者と避難者のサクセスストーリーの要素を秘めている気がします。

ドラマでは、このムスビンこと結一家はまた起こった大震災を目の当たりにしどういう行動をとるのか、娘を失くし悲しみに暮れる靴屋の渡辺さんがどういう心の変化と行動をするのか?

震災に遭った人にしかわからない心の動きが、どういう風に描き出されるのか興味深いです。

 

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2024年10月13日 (日曜日)

別の金子恵美のことだった

日曜日の朝に、お笑いタレントの爆笑問題がMCを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」、その番組で先週6日の元衆院議員の金子恵美氏へのインタビューで三原じゅん子こども政策担当大臣に対し、あたかも政権にとって問題になる人物かのように放送されたようなのです。

そのため、金子氏への批判が殺到したのは当然のことです。

ところが、それはTBSが村上総務大臣について発言したものであるにもかかわらず三原大臣に対する発言と誤って伝えてしまったようなのです。

そこできょう13日の同番組の放送中に「先週6日に放送された元衆議院議員の金子恵美氏へのインタビューに誤りがあった」として謝罪したようです。

この記事のタイトル目にした時、15日に始まる衆議院選挙に立候補している金子恵美前衆議院議員はどうしたんだと思ってしまいましたが、それは人違いでホッとしました。

サンデージャポンに出たのは、新潟の元衆議(自民)の「金子恵美めぐみ)氏」、
わが福島県の新1区から立候補している前衆議(立憲)は「金子恵美えみ)氏」、全く同じ漢字を使い年齢もほぼ同じなので本当に紛らわしいです。

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2024年9月17日 (火曜日)

NHKが電波テロ被害

16日、NHKのラジオ国際放送で、放送が22秒間乗っ取られるという“電波テロ”が起きました。

流されたのは、中国語のニュース番組で、ニュースを読んでいた外部スタッフの中国人が突然、「沖縄県の尖閣諸島は中国の領土」と中国語で発したものだったようです。

前代未聞の事件勃発に、NHKは大混乱に陥ったそうです。

9月10日にも発生し、「公共放送NHKの存在意義を揺るがす極めて深刻な事態」とする調査報告書を公表、国際放送の担当理事が責任をとって辞任、会長以下幹部役員4人は月額報酬の50%【1カ月分】を自主返納する事態に発展したそうですがまたそれは起こってしまったようです。

今回の事件は、中国語を理解できるスタッフがそばにいたからすぐに発覚したそうですが、他の言語だったらどうなっていたかわからないそうです。

これがテレビでも時々起こっているらしく、それが全部NHKだというのですから早急な対策が必要でしょう。

それにしても、中国とは何でもやってくる国です。

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2024年7月27日 (土曜日)

メディアの恐怖

日本人アメリカメジャーリーガーで、押しも押されぬスーパースターになった大谷選手ですが、真美子夫人と結婚し夫婦の新居である豪邸がハワイに建てられたことはテレビ報道で知られることになりました。

ところが、アメリカ、特にLA中心部には、アスリートや有名人の豪邸を専門に狙う複数の凶悪窃盗犯グループが存在し、犯人はほとんど捕まっていないという実態が在る国家です。

ですから有名で高額所得の有名人の家というのは、報道から守られることが常識です。

ところが、大谷選手の場合は新居を依頼したアメリカの不動産会社が地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』教えてしまい、それを日本テレビとフジテレビが追随し報道、特にフジテレビは新居の塀の隙間からバスケットボールのコートを撮影(盗撮)したり、近隣住民へ取材したりしたそうです。

この報道で真美子夫人は、恐怖が募り外へも出られなくなってしまったそうで、大谷選手は憤慨し不動産会社への訴訟、報道した『もうフジテレビには二度と出ない』と言っているようです。

大谷選手の新居は観光地のように人々が集まり、大谷夫妻は新居から離れざるをえなくなり、球団が用意したホテルや、エンゼルス時代に住んでいた郊外の家で暮らしているといいます。

フジテレビはこれを報道した「めざまし8」で、アナウンサーが謝罪をしたようですが、すでに取り返しがつかないことになっています。

マスメディアというのは、誤った報道やプライバシーの侵害や偏見によって切り取った部分報道などしても「報道の自由」を盾にほとんど罰せられません。

それゆえに、正確な報道をしてもらいたいものです。

そんな思いをいつも持って視ていますが、25日のパリ五輪サッカー予選日本対パラグアイではパラグアイの選手と言いながら日本代表ゴールキーパーの小久保玲央ブライアン選手をアップで放送していました。

駄目だこりゃ

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2024年6月19日 (水曜日)

「B-CASにアクセスできない」とは?

先日、プロ野球の交流戦の優勝が懸かったテレビ中継を視ていましたら、肝心なところで画面がフリーズし音声も止まってしまう現象が起こりました。

ちょうど、BSを視ていて気象状態が悪くなって映らなくなる現象に似ていましたが、その日は好天に恵まれ、第一に視ていたのはBSではなく地デジだったので、最初はNHKの不具合かと思っていました。

ところが、あまりにも頻発するので他局を視て確かめていたら、突然画面が真っ黒画面になってB-CASカードに関するエラーメッセージが表示されて番組が視聴できなくなったのです。

『B-CASにアクセスることができません』

そこで、買ってから一度も触っていないB-CASを抜いて異常が無いか確かめ、念のためにICチップ面を軽くふいて綺麗にし、差すところにはエアーをかけ掃除してから挿入したら映るようになりました。

原因や対処法をすぐにネットで調べたら、そのやり方は大正解だったことが判明しました。

こんなことが起こるんですね。

今度は判ったので、次からはすぐにこのやり方を最初に試そうと思いましたが、同時にこういうことは、テレビや家電店などでも教えてくれてもいい気がしました。

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2024年3月30日 (土曜日)

朝ドラ;女性判事 三淵嘉子

来週から新たに始まるNHK朝のテレビ小説「虎に翼」、このドラマのヒロインのモデルになっている女性がすごかったのです。

その人物は「三淵 嘉子(みぶち よしこ)氏」と言い、父親の仕事(台湾銀行勤務)の都合でシンガポールで1914年(大正3年)11月13日に生まれ、1984年(昭59)5月28日に69歳でお亡くなりなっているということですから、もしかすると新聞などで私はその名を一度ぐらいは目にしていたかもしれません。

この方のすごいのは、日本初の女性弁護士の1人であり、初の女性判事及び家庭裁判所長になったといことですがその経歴=人生がすごいのです。

東京女子高等師範学校附属高等女学校を卒業後、当時女性に対し唯一法学の門戸を開いていた明治大学専門部女子部法科に、1935年(昭10)に入学したことから始まります。

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2023年1月27日 (金曜日)

田中絹代の映画が欧米などで大反響

「田中絹代」といえば1977年(昭和52)68歳で他界していますので、その全盛のころは私の親の時代になりますが、私でもその名を知っている昭和を代表する美人の大女優の一人です。

田中絹代さんは女優業だけではなく、多くの映画も監督制作していたことを知っている人は多くない気がします。

私は、まったく知りませんでした。

その田中絹代さんが監督制作した映画が、他界して40年以上もたった今になって世界の名だたる映画祭で上映され、感動を呼び話題になっているというのです。

映画はもちろん白黒のもので、特に評価されているのが「乳房よ永遠なれ」(制作上映:1955年(昭和30)日活映画)だそうで、国内でも上映が始まっているようです。

ヒロイン役は「月丘夢路さん」で、その一世一代の名演も注目されているようです。

この映画は、歌集『乳房喪失』で知られる歌人・中城ふみ子氏(1954年に逝去)の伝記を映画かしたもので、職を持つヒロインが愛憎や裏切りそして乳がんによる乳房を無くし若くして死んでいくという、一人の女性の一生の勁さを表現しているもののようです。

その内容や描写は、女性監督にしか表現できなかった衝撃の映画のようでこの映画を視た女性は国籍や年代を問わずリアルさ生々しさに衝撃を受けているようです。

半世紀以上前と現代と比べても女性の立場というものは変わっていないことが共感を呼んでいるのかもしれません。

つまり、この映画は古くて新しい映画なのかもしれません。

田中絹代さん監督の映画を、いったいどこの国の誰が掘り出したのでしょう。

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