有名人の死去の報道
テレビでは、俳優の田中邦衛さん88歳の他界を惜しむ報道や、特番が組まれていますね。
有名人の死去のニュースは、その人の活躍した時代と、その時の自分の環境がリンクしていろいろな思い出がよみがえるものです。
特に、好きで視ていたテレビや映画などに出て、強く記憶に残っている人物の死去は何か自分の歴史が色あせる思いがするものです。
田中邦衛さんは有名ですが、私の場合はそれほどでも・・
それより、3月26日(金)に肺がんで亡くなった沢村忠(さわむら・ただし、本名・白羽秀樹=しらは・ひでき)さんが78歳の生涯を閉じたニュースのほうが注目度は大きかったです。
日本でキックボクシングブームを巻き起こし、その中で「キックの鬼」と呼ばれ国民的な人気と強さを誇った伝説のキックボクサーでした。
「真空飛び膝蹴り」はマネする人が続出、修業時代の様子はテレビアニメにもなり「山での修行」もブームになりました。
- 1973年(昭48)には、3冠を達成したプロ野球の王貞治さんを抑え「日本プロスポーツ大賞」を受賞。
- 1977年(昭52)10月に引退
- 生涯成績は、232勝(228KO)5敗4分け。
その後、キックボクシングの人気は急落し、テレビからは消えてしまいました。
ところが、元々のタイの国技「ムエタイ」から派生したキックボクシングは、「ムエタイ」はもちろんのこと、「シュートボクシング」、「修斗(しゅうと)」、「K-1」などに名を変え分れ、今でも試合が世界中で行われ人気があります。
それはすべて、沢村さんの功績が大きい気がします。
私の思い出が、また一つ消えたような気がします。
そういえば、「修斗」を考え出した佐山さん(初代タイガーマスク)は、ずいぶん前に若くして亡くなりましたね
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