カテゴリー「音楽」の12件の記事

2020年6月29日 (月曜日)

オリンピックマーチに入った‘‘あの曲’

今週からコビッド-19感染防止のため撮影が延期されたため、NHK朝のテレビ小説「エール」は初回からの再放送が始まりました。

今回のテレビ小説は「働き方改革」で、土曜放送が無くなるなど、初めてのことが多いですがコビッド-19の緊急事態宣言での撮影休止は想定外だったでしょう。

それはさておき、今回の主人公のモデルは「古賀政男氏」、「服部良一氏」と肩を並べて、流行歌の三大作曲家と呼ばれるようになった「小関祐而氏です。

古賀政男氏は途中で移籍しますが、3人ともコロンビアの専属作曲家としてデビューし、交流があったことは良く知られ、ドラマ内でもそれは描かれているようです。

違うのは、古賀政男氏と小関祐而氏は戦時中に沢山の軍歌のヒット曲を作ったことでしょう。

ちなみに、敵性音楽であるジャズが得意だった服部氏は、日本にはいづらく上海に行って李香蘭などの曲を作っていますね。

そのため、終戦後古賀政男氏などは「GHQによって戦犯として捕まることを覚悟した」と語っています。

しかし、それはおこらず3人共に戦後のヒット曲を次々に作曲していくことになります。

朝ドラが始まり、小関祐而氏の新たな楽譜やレコードなどが発見され話題になっています。

特集番組で、わたしは第一回東京オリンピックの開会式に使われたオリンピックマーチの曲について、小関氏の思いが込められたある秘密を知りました。

オリンピックマーチは、「日本をアピールする曲」などの注文がなされ、小関氏のプレシャーは並大抵のものじゃなかったようですが、「日本」を強調するため、この曲に日本人ならだれでも知っている曲を最後のほうに忍ばせていたのです。

専門家にはすぐに解るそうですが、素人の場合はレコードを遅い回転にすると判ります。

それは ♪君が代は♪ の部分の旋律です。

なんと、小関氏はオリンピックマーチに「君が代」を入れていたのです。

驚きました。

今まで、全く知りませんでした。

楽器というものを一切使わず、小説を書くように作曲をしていた小関祐而氏、その才能に驚かされます。

さらに、あの曲を聴いて、それが判った人はもっとすごいですね。

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2019年10月 2日 (水曜日)

里の秋

日本海軍がハワイの真珠湾のアメリカ軍基地に攻撃を加え、太平洋戦争が始まった昭和16年、その年に動揺雑誌に投稿された童謡の詩がありました。
題名は「星月夜」、投稿したのは当時は教師で、真珠湾攻撃成功に感激し書き上げた斎藤信夫氏です。

 「 星月夜 」(昭和16年12月) 作詞 斎藤信夫

しずかな しずかな 里の秋
お背戸に 木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんと ただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

あかるい あかるい 星の
鳴き鳴き 夜鴨の 渡る夜は
ああ 父さんの あの笑顔
栗の実 食べては 想い出す

きれいな きれいな 椰子の島
しっかり 護って くださいと
ああ 父さんの ご武運を
今夜も 一人で 祈ります

大きく 大きく なったなら
兵隊さんだよ うれしいな
ねえ 母さんよ 僕だって
必ず お国を 護ります

歌詞の内容は、ブルーの文字以外の歌詞はあの有名な童謡「里の秋」ですね。これが、「里の秋」の基になった童謡です

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2018年10月21日 (日曜日)

作曲家を野球殿堂へ?

福島県が生んだ偉人の1人に福島市出身の作曲家「古関裕而(こせきゆうじ)さん」が居ます。同市には記念館も設置されています。

この作曲家である古関さんを偉業を達したプロ野球選手が登録されるところで知られる野球殿堂入りを目指すプロジェクトが始まり、来月からその組織が活動を始めるというのです。

古関さんは知る人ぞ知る、多くの野球チームのために曲を書いているのです。

  1. 全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」
  2. 早稲田大応援歌「紺碧の空」
  3. 慶応大応援歌「我ぞ覇者」
  4. 早慶讃歌「花の早慶戦」
  5. 中央大応援歌「ああ中央の若き日に」
  6. 明治大応援歌「紫紺の旗の下に」
  7. 日本大応援歌「水の覇者日大」
  8. 阪神タイガースの歌「六甲おろし」
  9. 巨人軍の歌「闘魂こめて」
  10. 中日ドラゴンズの歌「ドラゴンズの歌」
     
    等々

この功労・功績を基に殿堂入りを目指すようです。

ここで疑問は、「プロ野球選手でもない人は殿堂入りできるのか?」なんですが、野球殿堂には「正岡子規」なども入っていて、可能のようです。

実にユニークなプロジェクトです。実現を期待したいです。

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2014年9月 2日 (火曜日)

前奏は、確かに有った

8月にオーストラリのゴールドコーストで開催された国際競泳『第12回パンパシフィック大会』のこと、日本選手が金メダルを取り、そしていつもの通り『君が代』が流れたのですが、それをテレビ観戦していたた見ていたテレビキャスターの「鳥越俊太郎氏」の感想がちょっとした論議になったのです。

鳥越氏>
「(パンパシフィック大会の)表彰式を見ていて、“なんか違うな”と思ったんです。
74年間生きてきて、こんな“へんてこりんな『君が代』”を聞いた記憶がありません。」

「絶対におかしいですよ」

鳥越氏がなにをもって“へんてこりん・・・”という感想を言わせたかというと、『君が代』に前奏が付けられていたことなのです。
本来、この曲には前奏が無く、いきなり「♪き~み~が~よ~は~・・・♪」と曲に入りますので、そう思ったようなのです。

この大会本部では、その歌い出しの(1~2小節)を2度繰り返す形で、先のを‘前奏’として流したようなのです。

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2014年6月 5日 (木曜日)

赤いランプの終OOO~♪

私の使用しているパソコンはノート型です。ノート型(携帯型)のデスク型との大きな違いにAC電源と内臓バッテリーの両方で稼働できるというのが有ります。
ですから、もし停電になってもノート型のパソコンは内臓バッテリーが働き電源が切れません。

ちょっと前のことですが、私が住む地域の広範囲(2市1村の1万戸以上)で停電が起こりました。
当然、私のパソコンも電源がバッテリーに切り替わって、稼働する・・・はずだったのですが、まったく稼働しませんでした。その後、復旧したのですが、充電もなりません

メーカーによって違いが有ると思いますが、私のパソコンの場合モニターランプ表示は次のようになっています。

  • 「グリーンのランプ点灯」⇒充電満量
  • 「オレンジのランプ点灯」 ⇒電力量が50%以下
  • 「レッドのランプ点灯」   ⇒電力量が20%未満
  • 「レッドのランプ点滅」 ⇒ 至急充電必要または異常

その時は最下位の‘レッドランプの点滅’でしたので、ついにバッテリーの寿命が切れたのかと思いました。

私の場合、普段はAC電源を接続しっぱなしですから「過充電によるバッテリー劣化」ではないかと考え、外しておけばよかったのですが、後の祭りです。

直ぐに純正品の単価を見たら約14,000円もするんです。互換性商品だとメーカー違いで「7000円~4500円」とがくんと安くなり驚きました。ただ、この互換性商品には欠陥品や偽物が横行しているらしいのです。

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2011年5月15日 (日曜日)

野口英世の歌・・・全然、知りませんでした

きょう運転しながら地元安達太良山の番組を聴いていたら、まったく知らない歌が流されました。
それも文部省唱歌で小学校で教えられていたというのですが、わたしの小学校当時の記憶を辿ってもまったく出てこない歌なのです。そしたら出てこないわけです戦前の初等科(小学校)の教科書にあったのです

歌は、福島県が誇る偉人の歌でございます。↓これです

文部省唱歌  

題名:「野口英世」(昭和17年(1942)二月・文部省初等科音楽二唱歌

  1. 磐梯山の動かない/姿にも似たその心/苦しいことがおこっても/つらぬきとげた強い人
  2. やさしく母をいたはつて/昔の師をばうやまつて/医学の道をふみきはめ/世界にその名をあげた人
  3. 波ぢも遠いアフリカに/日本のほまれかがやかし/人の命すくはうと/じぶんは命すてた人~

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2011年4月14日 (木曜日)

ここにも、津波が来ていたのか・・

津波、何もかも全てを無くしてしまう恐ろしい天災でございます。

その、津波が子供たちの教科書の中でも発生したのでしょうか?わたしたちが小学生だったころ習った唱歌・童謡が根こそぎ教科書から無くなっているんだそうです。

    1. この道 (このみちは いつかきたみち ああそうだよ~♪)
    2. 待ちぼうけ (まちぼうけ まちぼうけ♪)
    3. かなりや (うたをわすれた かなりやは~♪)
    4. 靴が鳴る (おてて つないで のみちをゆけば~♪)
    5. 背くらべ (はしらのきずは おととしの~♪)
    6. 十五夜お月さん (じゅうごやおつきさん ごきげんさん~♪)
    7. 浜千鳥 (あおいつきよの はまべには~♪)
    8. 月の砂漠 (つきの さばくを はるばると~♪)
    9. 野 菊 (とおいやまから ふいてくる~♪)
    10. 雪の降る町を (ゆきのふるまちを ゆきのふるまちを~♪)
    11. めだかの学校 (めだかのがっこうは かわのなか~♪)
    12. 夏は来ぬ (うのはながにおうかきねに ほととぎす~♪)
    13. 村の鍛冶屋 (しばしも やすまず つちうちおろす~♪)
    14. 村 祭 (むらのちんじゅのかみさまの きょうは♪)
    15. 汽 車 (いまはやまなか いまははま いまは~♪)
    16. 桃太郎 (ももたろさん ももたろさん~♪)
    17. 埴生の宿 (はにゅうのやどの わがやど~♪)
    18. 赤い靴 (あかいくつはいてた おんなのこ~♪)
    19. てるてる坊主 (てるてるぼうず てるぽうず~♪)
    20. われは海の子 (われはうみのこ しらなみの~♪)
       
      ※下記サイトで視聴が楽しめます
      http://www.7netshopping.jp/cd/detail/-/accd/1300156260
       

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2011年4月 9日 (土曜日)

「I love you & I need you ふくしま」

今回の東日本大震災で津波・地震・原発事故・風評被害の嵐に翻弄される福島県民を元気付けようと、福島県出身のアーティスト4名で「猪苗代湖ズ」(←クリックするとメンバーのサイトへリンクします)というグループが結成されました。

そして、出来上がった曲が「I love you & I need you ふくしま」です。曲名をクリックすると曲と画像が見られます。

沢山の人たちに混じって有名な俳優女優さんやタレントの方も参加されています。どうかお聴きください。
ボーカルはNHK等テレビで何度も特集され若者からロック界のカリスマとされている「サンボマスター」の川口さんです

わたしは最後のほうの♪I love you baby浜通り、I need you baby中通り、・・・会津地方♪のところで涙が滲んできます

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2008年11月12日 (水曜日)

「山寺の和尚さん♪」は童謡じゃない・?!

童謡で知られる「山寺の和尚さん♪」はのような歌ですよね

山寺の和尚さん

作詞不詳作曲服部良一

    1. 山寺の和尚さんが 毬は蹴りたし毬はなし
      猫をかん袋に押し込んで ポンとけりゃニャンと鳴く 
      ニャンが ニャンと鳴く ヨイヨイ 
    2. 山寺の狸さん 太鼓打ちたし太鼓なし
      そこでおなかをチョイと出して ポンと打ちゃポンと鳴る
      ポンがポンと鳴る ヨイヨイ

この1番の歌詞について「動物虐待をする残忍なひどい坊主の歌だ」と批判する人がけっこう居るようなのですが、童謡としてみればそうかもしれません。

ところが本当はこの歌、小唄こんなことを見たら面白い」という世相風刺の“大人の戯れ歌”の流行歌を童謡にアレンジしたものなので、昭和初期の戦前に大流行した“ジャズ”が基歌なのです

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2007年3月31日 (土曜日)

世界一、長い長~いコンサート

こんなニュースが今日報じられていた。

演奏時間の世界最長記録に挑戦しようと滋賀県彦根市の近江鉄道鳥居本駅の駅長室で続いていたコンサートは、31日午前10時、連続182時間に達し、ギネスブックの記録を破った。
ギネス記録は01年にカナダでつくられた181時間。
6歳から96歳までのプロとアマチュア延べ800人以上が参加し、
23日午後8時から昼夜を通し約2000曲を演奏。
開催中の彦根城の築城400年祭のイベント

(共同通信)

182時間といえば、日数にすれば1週間でも足りないことになる。

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