ミスでは済まないこと
昨年のことなのですが、アイルランドの体操協会が首都ダブリンで開いた子ども向けイベントの表彰式で、協会の職員の一人が白人の少女らに次々にメダルをかける一方で、黒人少女にはメダルをかけずに順番を飛ばすことが発生していたんだそうです。
その動画が今年になってSNSで拡散され、「人種差別だ」とする批判が相次ぐ騒動になっているそうです。
9月22日、体操協会は「メダルを渡さなかった職員は故意ではない」と説明しましたが批判はおさまらなかったそうです。
これによってアイルランドの体操協会は、去年開いた子ども向けイベントの表彰式で黒人選手にだけメダルを渡さなかったことを認め、選手本人と家族に謝罪する声明を出しました。
声明によりますと、体操協会は「あってはならないことだった」と謝罪するとともに、
「その日以来、さらなる動揺を引き起こしたことも申し訳なく思う。
いかなる形の人種差別も非難することを明確にしておきたい」
と人種差別はあってはならないことであることを強調したもようです。
しかし、ご本人が本当に故意ではなっかたのか不明ですし、単純なミスだとしても取り返しがつかない事だと思います。
それよりも、差別は別にしてもたった1人だけ渡されなかったその子供の思いが気になりました。
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