カテゴリー「経済・政治・国際」の1000件の記事

2023年9月27日

ミスでは済まないこと

昨年のことなのですが、アイルランドの体操協会が首都ダブリンで開いた子ども向けイベントの表彰式で、協会の職員の一人が白人の少女らに次々にメダルをかける一方で、黒人少女にはメダルをかけずに順番を飛ばすことが発生していたんだそうです。

その動画が今年になってSNSで拡散され、「人種差別だ」とする批判が相次ぐ騒動になっているそうです。

9月22日、体操協会は「メダルを渡さなかった職員は故意ではない」と説明しましたが批判はおさまらなかったそうです。

これによってアイルランドの体操協会は、去年開いた子ども向けイベントの表彰式で黒人選手にだけメダルを渡さなかったことを認め、選手本人と家族に謝罪する声明を出しました。

声明によりますと、体操協会は「あってはならないことだった」と謝罪するとともに、

「その日以来、さらなる動揺を引き起こしたことも申し訳なく思う。
 いかなる形の人種差別も非難することを明確にしておきたい」

と人種差別はあってはならないことであることを強調したもようです。

しかし、ご本人が本当に故意ではなっかたのか不明ですし、単純なミスだとしても取り返しがつかない事だと思います。

それよりも、差別は別にしてもたった1人だけ渡されなかったその子供の思いが気になりました。

 

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2023年9月26日

チモシーとオーツヘイ 中国対策

「チモシー」・「オーツヘイ」を目にして何のことかわかる方は、私も含めてほとんどいないのではないでしょうか(?)。

  • 「チモシー」
    ヨーロッパ原産のイネ科の多年草で牧草として栽培される植物。
    日本には明治初期に輸入されさ牧場近くで栽培され帰化、「オオアワガエリ」や「キヌイトソウ」の和名が在る。

  • 「オーツヘイ」
    イネ科の一年草を乾燥させた牧草で、主にオーストラリアで栽培される植物。

つまり、どちらも牧草でほとんどが輸入に頼っているものです。

「チモシー」の輸入先はアメリカやカナダですが、今年は天候が良くなく値上がりそうなのです。

そのため、順調に育っているオーストラリア産の「オーツヘイ」への期待が畜産農家では期待が高まっているそうです。

ところが、その輸入に中国が参入する気配で買い占めが行われた場合、輸入価格が高騰する可能性があり国をはじめ関係者らは警戒感が強まっていることが判りました。

もし値上がりしたら畜産農家は困るし、国内産の肉類の値段に響きかねない状況になります。

畜産農家でない人でも、ウサギやモルモットなどのペットを飼っている人はエサ代に響いてきます。

こんなところにも中国の影響が及ぶことに、いまさらながらにあの国のすごさを感じてしまいました。

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2023年9月12日

ハザードマップの信ぴょう性に「?」

台風13号の影響で8日発生し「線状降水帯」の大雨被害が甚大だった、福島県いわき市内郷地区の宮川周辺について驚く事実が判明しました。

全国の市町村で作成され配布されてい『洪水ハザードマップ』というのがあります。

これは都道府県が順次作成する河川の浸水想定区域図を反映させていますが、今回被害に遇ったいわき市内郷地区はハザードマップの『浸水想定区域』に入ってはいなかったのです。

この事実を踏まえ福島県やいわき市は、避難行動の周知の在り方など見直しを進める方針を明らかにしました。

これはいわき市だけの問題ではなく、例えば3年ほど前の本宮市の洪水被害などもハザードマップで示された洪水地区以外の所がありましたし、わが村も指定箇所以外での洪水被害を目にしています。

やはり、最後は経験と「運」のようです

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2023年9月 6日

台湾から誘客を

13年ぶりとなる福島空港の国際定期便の就航に向け、福島県は5日に台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾と覚書を締結しました。

タイガーエア台湾は、台湾と日本の地方空港を結ぶ路線に積極的で本県周辺の仙台、茨城、新潟などの各空港との定期便を運航しているところで、今回の福島空港との路線開通に伴い、台湾で魅力を感じる人が多いという本県の四季の景色や、日本でスキーを楽しむ利用客を増やそうとしているようです。

県もインバウンドの増加を期待し、さらにアジアの各国の人たちもこれを利用し福島県に来てくれることを期待しているようです。

県内には有数のスキー場が多く、現在拡張工事が進んでいるところもあり上質のパウダースノーで楽しんでもらいたいものです。

わが村は、それにあやかれるでしょうかね

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2023年9月 5日

‘花粉’などの中国からの輸入を停止

先月の末の8月30日、中国で「火傷病(かしょうびょう)」の発生が確認されたそうで、同日付で即刻に中国からリンゴやナシの花粉が農水省によって輸入停止処置がなされました。

「火傷病」とは

  • リンゴ属、ナシ属、サンザシ属、ナナカマド属、カリンやビワなどに感染する細菌病
  • 感染した樹木の枝の先端が下方に湾曲するのが特徴。
  • 主幹が火傷したようになって枯れることもあることからその名が有る。
  • 昆虫や風雨、または花粉で感染する
  • 根絶する有効な防除の方法は無く、感染したら伐採する
  • 近隣国家では韓国が2015年に発生したのが初確認
  • 人間や動物に感染することは無い

この輸入停止処置が大きく取り上げられないのは、中国の海産物輸入停止の対抗処置とみられないようにしているのかもしれません。

しかし、なんといってもこの(農業共済新聞)記事で驚いたのは、日本が果樹の花粉まで中国からの輸入に依存していたことです。

ただ、ただ、驚きでしかなかったです。

 

 

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2023年8月25日

処理水には・・・が含まれる

海洋に放出を始めた処理水は、ALPS=多核種除去設備によって放射性物質の合計69核種の内トリチウム以外トリチウム以外の放射性物質の濃度が、環境への放出に関する規制基準値を確実に下回る(告示濃度比総和が1未満まで)浄化されたものだそうです。

<69核種の内訳>

つまり厳密にいううと、処理水にはトリチウム以外にも多くの放射性物質が含まれたままだとも言えます。

ですから賛否は別にして処理水の放出に反対する中国に対し林外務大臣が訴えた、「中国は科学的根拠に基づかない対応だ」というのは少し違うのかもしれません。

いずれにしても、故安倍総理が作った「安全安心」という不可思議な熟語を使うのはもうやめてほしいです。

安全、安心は全く別次元のもので、人は危険でも安心する場合も多々ある生き物であるここと、どうして解らないのでしょうかね

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2023年8月21日

総理が来県して

昨日、総理が来県して一貫して「処理水放出反対」を表明している漁業関係代表との会合に出席しました。

たぶん、これで「説明は尽くした」と政府から表明され、海洋放出が始まるのでしょうと福島県民の誰しもが思っていることでしょう。

岸田政権は、支持率が下がり「支持が20%~30%」で「不支持が約50%」ほどになっていますが、この不支持を答えた有権者が選挙に行くことはほとんどないと思われ、選挙になればたった20%~30%の支持する人によって圧勝してしまうことは確かであり、じつに無意味な世論調査でしかありません。

こういう世論調査には「選挙に行きますか?」ということをセットにしなければならないこと、マスメディアや調査会社は徹底すべきでしょう。

そうじゃなければ、無駄で不正確なアンケートです

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2023年8月19日

昭和40年8月19日佐藤栄作首相が沖縄へ

昭和40年(1965)のきょう8月19日は、佐藤榮作首相が首相として戦後初めてまだアメリカの統治下にあった沖縄を訪問した歴史的な日です。

そして、那覇空港で「沖縄の祖国復帰が実現しない限り、わが国の戦後は終わらない」との声明を発し、沖縄返還への意志を明確に表明したひでもあります。

ただ、佐藤首相は『祖国復帰実現要求』の沖縄のデモ隊に宿舎を囲まれ、やむなく米軍基地に宿泊することになりました。

その後、言葉通りに『1968年6月26日に小笠原諸島の返還』、そして『1972年5月15日に沖縄が本土に復帰』を実現させることになりました。

佐藤首相は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」のいわゆる非核三原則を表明した総理としても有名ですが・・・

その裏で、中国の核実験成功受けアメリカ軍の日本への核兵器持ち込みを黙認する密約を取り決めたことは、アメリカの公文書から明らかになっています。

私としては、故安倍首相が連発した「福島の復興無くしては、本当の復興とはならない」ということばが佐藤総理の言葉にを思い出してしまいました。

佐藤総理はマスコミ嫌いでも有名でしたが、故安倍首相は大叔父の佐藤首相に似ていることは確かです。

ところで、昭和40年の8月19日を調べたら、木曜の大安になっていました。

やはり、日付を見て沖縄訪問日を決めたのでしょうかね?

 

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2023年8月18日

台湾副総統もアメリカ訪問

岸田文雄首相と木原誠二官房副長官がアメリカに到着したようですが、同じ日に交代するかのように台湾の「頼清徳(らいせいとく)副総統」はのアメリカのサンフランシスコから帰国するようです。

米国在台協会(AIT)のローゼンバーガー理事長や蕭美琴(しょうびきん)駐米代表(大使に相当)が機内に乗り込み、頼氏を出迎え、泊先のホテル前では台湾系華僑数百人が頼氏の来訪を歓迎を受けたそうです。

しかし、同ホテルの迎え側には中国側の抗議者らはホテルの向かい側に集まり、「台湾独立反対」などと叫ぶ中国系華僑も100人余り詰めかけ、頼氏の米国立ち寄りに抗議したようです。

ただ、現地警察が厳戒な警備に当たり、抗議者が指定されたエリアを出てホテルに近づこうとするのを数度にわたり阻止していたということです。

台湾独立とは、誰が作り出したか?言い出したか?は知りませんが、歴史を知らない人を中国が先導していることは確かです。

台湾は「独立」を言っているのではなく、「中国は、台湾の一部」(国民党)という考えが基本です。

さらに、「国際法上は今も日本国」という考えの台湾人もいて複雑です。

その複雑さをあらわすかのような話があります。

日本で初めて「国民栄誉賞」を受賞したのは、元巨人軍で現ソフトバンクホークス取締役会長の王貞治氏です。

王さんの国籍は「中華民国=台湾」になっています(選挙権が無い)が、これが単純にそうは言えないのです。

王さんは、父親が「中華民国」の出身だから国籍が台湾なのですが、父親の生れたのは「中華人民共和国」の北京近くであり、台湾とは関係がありません。

父親が生れた時代は中国は、毛沢東率いる中国共産党=中華人民共和国では無く、政府は蒋介石が率いる国民党政府時代=中華民国です。

その政府が台湾に移ったので国籍の名称は「中華民国」、出身地は「中華人民共和国」ということになってしまったのです。

戦争(内戦)やクーデターというのは、こういう弊害が出るということも知っておくべきでしょう。

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2023年8月13日

干ばつと火災、大雨と洪水

ハワイのマウイ島で起こった大規模な山火事は、現在までに計80人の死亡という悲惨なものとなりました。

大災害になった要因は、続いていた干ばつとはりけーによる強風が重なり被害が拡大したとの見方が出ているようです。

同じ時期に、中国では大雨による水害で300万人以上被災者を出していことが報道されています。

反目しあう両国で大災害が発生、それも要因が大雨と干ばつという正反対なものになっています。

まるで、自然災害まで反目するかのようです。

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