マスメディアによる一部スーパーでのコメ不足が全国規模に広がり、それに便乗した消費者や卸業者らの買い占めなどによってコメ価格高騰し、石破政権は政府備蓄米放出と言う手段で価格の低下処置を行うまでになりました。
さてそれはともかく、この令和のコメ騒動でいろいろなことが判ってきましたが、政府備蓄米と言う制度についてもそうです。
政府備蓄米は有事の際に国が国民の為に保管している米で、契約農家から年20万トンづつ買い入れ最大5年間保管され常に約100万トン程度を維持するため巨大冷蔵施設で保管されています。
ということは、最も古い備蓄米は6年前のコメということになります。
そもそも、コメの消費量と言うのは2001年当時の年間約900万トンを境に減少を続け、いまや年間700万トンと200万トンも消費量が減っている現代で不足すること自体が異常です。
ですから政府では需要が大きく減ったので、備蓄の水準も見直すべきではないかという声があがっていた矢先の騒動のようです。
ところで日本では減らそうとしている備蓄米ですが、お隣の中国と比較すると面白いことが判りました。
アメリカの農務省の調べでは、日本のコメの備蓄は100万トン、それに対し中国は1兆1200億トンのコメを備蓄しているそうです。
これを人口比で割ると、人間1人あたりどのくらいの量なのか?というと
すごい差ですし、中国の場合はコメの他にトウモロコシ・小麦・豆なども備蓄されていますので日本とは比べようもありません。
日本と同じようにコメの他に小麦やトウモロコシなどが備蓄されていますが、豆の備蓄は廃止されたようです。
日本と中国では有事の考え方と緊迫感が違うのでしょうね。
備蓄米100万トンは、少ないのかそうでもないのか?の議論より、今回のことで備蓄米の使い方の具体的な法律が無かったことが判明し政府でも驚いたそうですが、日本政府っていつもこういう立法の仕方をやっている気がして呆れます。
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