温暖化ガス対策には牛?!
温暖化ガスというと、二酸化炭素(CO2)を目の敵のようにして世界中で削減に取り組んでいます。
しかし、温暖化効果ガスで最も強力なのは「メタンガス」で、その温暖化効果は二酸化炭素の30倍にもなるということはかなり前にアップしました。
CO₂は最終的にどこに行くのか: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)
昨年末のこと、農林水産省から「農業技術10大ニュース」というのが発表されました。
その中で1位になったのは・・
- 農研機構は、乳用牛の第一胃から温室効果ガスのメタンガスの生産を抑制する新種の細菌の分離に成功した。
というものです。
難しい説明はできませんが、複数ある牛の胃の中で第一胃には多くの微生物が存在し、その作用によって牛は餌を分解・発酵させ産生したガスをゲップに変えて出すらしいのです。
そのなかにメタンガスを産生を抑制する微生物(細菌)が存在しているらしいのです。
昔は種痘に牛が利用されましたが、牛というのはほんとうにいろいろなことに役に立つ家畜です。
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