カテゴリー「旅行・地域」の161件の記事

2024年4月21日

歴代二本松藩主の墓所が一つになる

慶応4年(明治元年・1868)の干支は「戊辰(つちのえたつ)」でした、この干支の別の言い方は「ぼしん」であることから同年1月3日に西軍と東軍に分かれて始まった内戦を「戊辰戦争(ぼしんせんそう)」と呼びます。

それから156年経った今年、戊辰戦争後に始まった会津戦争に参戦した二本松藩(現二本松市、安達郡、本宮市、郡山市の一部、福島市の一部)の歴代藩主の丹羽(にわ)氏が眠る菩提寺は二本松市に在る大隣寺になります。

しかし、この墓所には二本松藩丹羽家2代藩主の丹羽長次(にわながつぐ)と最後の二本松藩丹羽家藩主となった10代長国、11代から17代孝一さんまでの丹羽家当主の墓が存在していません。

長次らが埋葬されているのは東京の青山墓地なのです。

このほど二本松史跡保存会は、長次らが埋葬されている青山墓地の丹羽家墓所を、二本松市の丹羽家菩提(ぼだい)寺・市史跡丹羽家墓所の入り口付近に移設することを決定しました。

同保存会や同会の後藤宏迪(ごとう ひろみち)会長らは

「二本松市民の心のよりどころとなっている歴代藩主の墓が一堂に会することは大変意義深い」
「二本松市民が全員そろった歴代藩主の墓を墓参できることは大変素晴らしく、保存会として今回の事業に関われたことは大変光栄なこと」

「2カ所に分かれて埋葬されている歴代藩主を1カ所で埋葬することで、末永く墓所を保存することができる」

として、18代当主長聰(ながとし)さんと2年前から協議を開始し合意に至り、4月19日に同市で開かれた保存会の総会で正式に決定したそうです。

青山墓地にある台座を含め墓石、墓誌、慰霊碑2基を運搬し、大隣寺本堂脇と歴代藩公墓所参道階段の間に移設、費用は市の補助金を活用し、総事業費約800万円で整備するとのことです。

大林寺には、12~3歳の幼さで西軍と戦って死んだ「二本松少年隊」と隊長の墓もあり、これで菩提寺に一同がそろうことになります。

私も旧二本松藩内に先祖代々住むものとして感慨深いものです。

 

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2024年4月 6日

喜多方市役所に「喜多方ラーメン課」発足

新年度となった4月1日の月曜日、福島県喜多方市では新しい2つの部署が発足し動き出しました。

その部署の名称は「喜多方ラーメン課」と「そば課」というもので、文字通り地域ブランドである「喜多方ラーメン」と市内の山都(やまと)地区に伝わる「山都そば(やまとそば)」の魅力発信や振興に取り組む専門部署になります。

喜多方市役所では1日朝、新入職員らへの辞令交付式があり、遠藤忠一喜多方市長は2つの課の発足にあたり「地域で愛されている食文化のブランド力と知名度の向上と発展を図りたい」との話がなされたようです。

この部署の発足には上記以外の他に、差し迫った課題も関係しています。

全国的な知名度も高い喜多方ラーメンは、文化庁の「100年フード」にも認定されていますが、近年は高齢化や過疎化によって店舗の後継者不足や生産農家の減少などに直面していて、それらの課題解決を図るというねらいもあります。

2つの課には観光交流課の職員が兼務するかたちで配属され、「喜多方ラーメン課」・「そば課」・「観光交流課」の3つは瓜生昭彦さという方が課長を兼務し、ラーメンとそばのブランド力の向上と国内外への魅力の発信などに取り組むということです。

つまり、役所の職員も人手不足ということでしょうから、こちらが想像するより職員にとって大変な部署なのかもしれません。

それにしても、知名度の高いブランド品があること自体は羨ましい限りです。

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2024年3月18日

会津彼岸獅子と越後獅子

17日に会津若松市の御薬園で福島県会津地方に春の訪れを告げる会津の小松彼岸獅子の公演があり、豊作や家内安全を願って舞ったようです。

この獅子舞は、小松獅子保存会の方々が太夫、雌、雄の3匹獅子に扮し、おはやしに合わせて「庭入」や「山おろし」などを演じる舞のようです。

会津彼岸獅子(青)・小松彼岸獅子(赤)は900年ほど続く獅子舞だそうです。

気になるのは、獅子を頭に乗せ、懐に固定した太鼓を打ち鳴らし舞うその恰好が、写真で見る限り隣接する新潟県の有名な「越後獅子」の姿によく似ている気がします。

何らかの影響か、歴史的な関連があるのかもしれません。

 

 

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2024年2月25日

只見線駅伝?!

3月30日(土)、金山町と只見町の有志が集まり「只見線駅伝」というのを催すことが発表されました。

  • コース=JR只見駅➡JR会津若松駅
  • 総距離=102.5km(想定時間は約10時間18分)
  • 区間 =28駅の27区間

これは、震災やその後の豪雨で被害を受けたJR会津只見線とその周辺のPRを目的とするものですが、28駅の中で無人駅になっている23駅とその周辺への関心を高めようという目的があるようで、まさしく 駅・伝 です。

初回大会では、ランナーは走っているときにJR只見列車と遭遇した場合{手を振ること}というユニークな条件も在るようです。

福島県は、多くの日本代表ランナーを輩出している「ふくしま駅伝」が毎年開催され、駅伝に対し思い入れも多い県民でもありその意味でも福島らしいイベントだと思いました。

第一回は、主催の「只見ランナーズ」と「金山ランニングクラブ」と只見町のランナー合わせて約40人で行われるそうですが、将来的には多くのチームが参加するイベントにしたいようです。

現在日本国内では「こけしブーム」が起こっていて、その中でも福島県の土湯温泉つちゆおんせん=福島市)の「土湯こけし」が人気急上昇なんだそうですが、それも含め福島県にとって良いことですから、成功することを祈りたいです。

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2024年2月 8日

二十歳の式典の変化

わが村の成人式は、「県外者の帰省がしやすい。高額になる女性の和服の準備が要らない」などの理由から昭和50年(1975)から夏の成人式として月遅れの「お盆=8月15日」にあわせて開催するようになりました。

ところが、新型コロナウイルスの流行で令和3年度の8月15日(日)に開催予定だった式は、令和4年1月10日(月=成人の日)へ延期されました。

さらに同年の令4年度(2022年4月1日)から「民法の一部を改正する法律」の施行で成人年齢は18に引き下げられました。

その後、村の成人式はどうなったのか?ちょっと気になっていたころ、議会公報などによってその様子がわかってきました。

「令和4年度」(18歳成人が施行)

  • 名称を「成人式」➡「二十歳を祝う会」に変更
  • 開催日は今まで通りの「8月15日」に開催

「令和5年度」(今年度)

  • 名称は「二十歳を祝う会」
  • 開催日はアンケートの結果を検討し1月開催に変更
    令和5年8月15日(火)➡令和6年 1月7日(日)※8日は「成人の日)

尚、年齢についてはその年度に20歳になるもの(同学年)が対象であり、実年齢では行わないのは変わらないようですので、私のような早生まれは19歳での式典参加になることは変わらないようです。

つまり、名称を除いて昭和48年度(1973)まで行われていた形に戻ったということであり、18歳での成人式は行わないということです。

今年の成人式の参加者の写真が広報誌に載りましたが、私のころと最も違うのは参加者人数です。

写真には約60名、私の時の式典は2か所の会場に分かれて行われ、その参加人数も私が居た会場の1か所だけで130名以上に達していました。

子供の数が減っていることを改めて知った気がしました。

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2024年1月17日

福島へのインバウンドの始まり?

16日、福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便の運航が始まり、ツアー客163人を乗せた台湾格安航空のタイガーエア台湾の旅客機が雪の降る福島空港に到着しました。

これには何度も何度も内堀雅雄知事が訪台し、台湾に対し福島県産の農産物輸入解禁と定期便の誘致のアピールがあることは福島県民の多くが知っています。

福島空港ではこの台湾機第1ち便を出迎える式典が行われ、運航する陳漢銘(チェンハンミン)董事長(とうじちょう)らに記念品を贈呈したり、県内旅館の女将さんたちや各市町村の「ゆるキャラ」がツアー客を出迎えましたが、一番うれしかったのは内堀福島県知事ではないかと思います。

3月22~26日には超党派の県議でつくる県日台友好議員連盟がにチャーター便に搭乗して台湾を訪問し、福島と台湾間の定期便化を後押しする協議を行う予定になっています。(※議連メンバーは17人限定で、自費で訪問する。

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2024年1月13日

冬の食中毒

福島市の標高750m地点には「高由温泉」というのがあり、そこには「天空の湯宿」として人気の宿泊施設「花月ハイランドホテル」が建っています。

その人気の温泉ホテルで、嘔吐や下痢などの症状を訴える集団食中毒が発生したことが11日に判明したことが保健所から発表されました。

福島市保健所によると、能登半島大地震で大騒ぎとなっていた2日、3日の両日にかけて同ホテルに宿泊した県内外の260人の内、5~91歳の男女101人が食中毒になった可能性があるようです。

原因については、夕食で食べたヒラメ、マグロ、カンパチの刺し身のなかのヒラメに寄生する「クドア・セプテンプンクタータ」、またはそれの近縁種らしいと考えられていますが、食中毒との因果関係が判明していないため、同市保健所は原因として断定しなかったようです。

そのため重症者もおらないことから、同ホテルの処分んは11日の1日間の営業停止処分としたようです。

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2023年11月29日

リンゴの『王林』誕生80年

リンゴの生産地の上位は、1位青森、2位長野、3位岩手、4位山形、5位秋田と福島県がほぼ同数になっていて、この6県でリンゴ生産地の80%ほどを占めてしまいます。

それでも、全国の6割近くを占める青森県の栽培数はけた違いです。

そしてリンゴには多くの品種が在りますが、栽培と販売量でいくと「ふじ」「つがる、「王林」が代表三大品種になります。

実はそのなかの「王林」は、福島県の桑折町が原木も残る「王林発祥の地」なのです。

王林は同町で蚕種問屋を営んでいた「大槻 只之助」という人物が、1931年(昭和6)ごろからリンゴの品種「ゴールデンデリシャス」と「印度」を交配し努力を重ねた結果、1943年(昭和18)に結実した品種です。

このリンゴはナシのような斑点がある黄緑色で青リンゴの一種※青リンゴは日に当てないと赤くなる)、甘みが強く、サクッとした軽い食感が特徴で、
「リンゴの王様」の意味を込めて1952年(昭和27)に「王林」と名付けられ、青森や長野などに苗木を分けたことで全国に広がったものです。

現在もその大槻氏の曾孫にあたるかたが、それを受け継ぎ「王林の大槻さん」と地元では声をかけられることがあるそうです。

このほど、結実した年の1943年から数えて80年を迎え、温暖化や生産者の高齢化などの影響で出荷量が激減しているが、出荷を担う「伊達果実農業協同組合(桑折町に在る果実の専門農協)」と桑折町は、王林発祥の地の歴史などを加味しながらリンゴの産地を守るための取り組みになどへの新たな思いに至ったようです。

わたしも発祥の地は青森かと思っていた人間で、地元県人としては恥ずかしい限りです。

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2023年11月24日

慈母観音

郡山市から国道49号線を走行し、猪苗代湖を過ぎて会津若松市の街並みが見え始めるところに至ると、目前に「会津慈母大観音像」の白い姿が目に入ってきます。

高さ57メートルもある会津慈母大観音像は、会津の観光施設として整備された「会津村」の象徴として昭和61年(1986)に建立され、何度かの経営危機などで管理者が変わりながら現在も「祈りの郷・会津村」の象徴となっています。

本来、観音様(観世音菩薩)には男女の区別は存在しませんが、この慈母観音は胸に乳飲み子を抱き優しく見守る姿はまさしく「慈悲深い母」をイメージさせます。

本来は慈母観音というのは日本には無く中国で発祥し作られていたそうですが、日本に伝わった際はその姿が生れたばかりのキリストを抱く聖母マリア像に酷似していることから、隠れキリシタンたちは「マリア観音」という名称で信仰の対象とし、幕府はそれをキリシタン取り締まりの証とした歴史が在ります。

建立した当時そんなことを思った人は、私を含めて誰もいなかったと思います。

そんな歴史を考えると、見れば見るほど聖母マリア像に見えてくるから面白い大観音像です。

 

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2023年10月10日

ペット用の喜多方ラーメン!?

福島県の喜多方と言えばラーメンと蔵の町で知られますが、特に喜多方ラーメンは白河ラーメンと並んで全国区の知名度だと思います。

その喜多方市に本社在り、お土産用の喜多方ラーメンなどを製造販売を手掛ける「河京(かわきょう」は、明日の10月11日から犬用のラーメン「ワンちゃん用ラーメン」を新発売することが報道されました。

そのラーメンのこだわりがまたすごく、ペットの健康などまで考えているラーメンなのです。

  • 犬も安心して食べられるように食塩を使わず、添加物も減らされている。
  • 麺は、厳選した小麦粉と喜多方の水「栂峰(つがみね)渓流水」を使った平打ち中太縮れ麺の半生麺。
  • ゆでてから冷水で冷やし、食べやすい長さに切ってスープと一緒に与える。
  • スープは、鶏肉エキスとホタテエキス味に仕上げ、具材には国産鶏胸肉が入っている。

販売価格は858円で「会津喜多方ラーメン館本館」、「河京ラーメン館猪苗代店」、「道の駅喜多の郷」で販売するほか、今月中旬からは、喜多方市のラーメン店「喜多方ラーメン赤れんが」でもメニューの一つとして提供することが決まっているそうです。

犬が大好きの人にはたまらないでしょうが、私には人間並みというよりそれ以上の驚きのラーメンでしかありません。

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