カテゴリー「旅行・地域」の151件の記事

2023年9月 4日

マチュピチュ村々長が来村中

南米ペルーにある世界遺産マチュピチュ、その麓にあるマチュピチュ村とわが大玉村は、同村の初代代表がわが村出身の「野内与吉氏」だったことが縁で友好都市協定(2015年)を結んでいます。

2日、そこのエルビス・ラトーレ村長が就任後初めて訪問し、押山利一村長らが出迎えました。

ペルーは首長さんの任期は1期限りにきまっていますので、コビッド-19感染が起こる前は新しく村長になった方が来村していましたが今年は久しぶりとなりました。

その間はオンライン会議を開き、指針を軸に交流方法や地域の課題解決に向けて話し合っていたようです。

一行は9月5日まで村に滞在するようで、水稲など日本の農業に興味を示しているため、大玉村が露地栽培や施設園芸など農産物の栽培方法について情報収集したり現場の視察する予定です。

そのうちに村からの使節団も行くようですが、行き帰りの移動の時間だけで3~4日、または旅客機のトラブルも多いので1週間近くは見ないと行けないところです。

そして、一般の日本人には経験が少ない「時差」と「高山病」との戦いも強いられます。マチュピチュ村は遠すぎます。

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2023年8月22日

ふるさと納税の自販機

海外からの人々が日本に来て驚くことのトップが、自販機の台数と種類の多さだそうです。

そんな自販機、わが村に東北初の自販機が設置され、先月の7月8日に村長らによってセレモニーが行われました。

設置された場所は、わが村にあるゴルフ場「大玉カントリークラブ」の中です。

その自販機は何かを買うのではなく、わが村への「ふるさと納税」が寄付できるというもので、お金を入れるとその金額の30%相当のゴルフ場利用優待券や宿泊費用の優待が、返礼としてその場で受領できるというものです。(村外在住差に限る)

やり方は、運転免許証とクレジットカードさえあれば行えるそうで、村としては村への集客もこれで狙うようです。

わが村の村長、いろいろ考えるものだと感心しました。

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2023年7月31日

日本人の観光客は国内がお好き?

7月31日、韓国観光公社と日本観光庁による調べで、今年上半期に日本を訪れた韓国人は312万9000人で、韓国を訪れた日本人の86万2000人の3.6倍だったことが韓国の「中央日報」の日本語版の記事になりました。

この人数は訪日韓国人はコロナ禍前の2019年上半期(386万3000人)に比べると81.0%まで回復した状態になるようです。

それに対し、訪韓日本人のは2019年上半期(165万4000人)に比べて52.1%にとどまり回復には遠い数字になります。

日本と比べ韓国へのインバウンド(国内流入観光)が少ないのは日本人だけではなく、タイやベトナムなど東南アジア諸国や英国、フランス、ドイツなど欧州諸国も訪日客が多く、訪韓客は少ないようです。

  • 上半期に日本を訪れた台湾人は177万1000人で、韓国を訪れた台湾人(40万2000人)の4.4倍
  • 香港人も訪日客が91万人で訪韓客(16万9000人)の5.4倍
  • 米国人の場合、訪日客が97万2000人で訪韓客(51万4000人)の1.9倍

この要因は昨今の「円安」だとしていますが、中央日報による分析によれば

  • 日本は東京の他にも大阪、京都、福岡、札幌、沖縄など有名観光地が均等に分布しているのに対し、韓国には海外観光客を集める人気の場所が少なすぎる。
  • 日本はでは地方の空港インフラ施設などが整って、地域観光が韓国よりは楽で、さらに訪れるようになる

記事は「反日」のようなことはなく、冷静に韓国側の劣るところを分析していることに感心しました。

つまり、言い換えれば日本人に関しては、国内観光旅行が好きな国民だということも言えましょう。

 

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2023年7月17日

会津で41年ぶりに茶道の表千家同門会!?

昨日の日曜日、福島家内の会津地方で「表千家同門会」の全国大会が、2024(令和6)年10月30、31日の両日に同会の福島県支部によって行われるという報道がされました。

その中で、同大会が福島県内で開かれるのは1983(昭和58)年以来41年ぶりになるということも紹介されました。

「千 利休」(せんのりきゅう)は有名な茶人で、豊臣秀吉によって切腹させられた人物であることもよく知られたことですが、それにまつわる表千家の大会がなぜ会津で開かれるのか?その理由や縁をわたしは知りませんでした。

千 利休が切腹した後、その子(養子)の「千 少庵」(せんのしょうあん・せんしょうあん)は蟄居という刑罰を命じられます。

その千小庵を、戦国武将の蒲生氏郷が会津にかくまったという縁から、会場に会津若松市を中心とした全国各支部の会員約900人が集い、茶を通して交流を深めることになったようです。

福島県には新選組の局長の近藤勇の墓があったり、暗殺された坂本龍馬の妻のお龍(りょう)さんの妹夫婦が隠れるように浜通りに住んでいたり、歴史の陰で苦労した人物が多くかかわっているのはどういう理由なのでしょう?

不思議ですが、福島県内のことでも知らないことが多いのには驚きます

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2023年6月23日

ジュンサイの収穫が始まる

ジュンサイというのを食べたことはそんなに多くないと思います。

どちらかというと、ほとんどの人が食べていないかもしれないかもしれません。

簡単に言うと睡蓮の若葉のようなものを食べるという言わば山菜に属するのでしょうかね。

ジュンサイの産地と言えば、都道府県別ではダントツで秋田県、次いで青森県・山形県・茨城県・と北海道になるようです。

ただし、市町村別ランキングだと福島県は北塩原村・昭和村・郡山市の3市村で全国4位にはいります。

夏の味覚でもある、そのジュンサイの収穫が裏磐梯に位置する北塩原村桧原で本格化し始めたことがニュースになりました。

収穫は8月中旬ごろまで続くようですが、いよいよ福島県にも夏本番が到来したようです。

こういう山菜を食べるときに思うのは、「これを最初に食べた人はどんな人だったのだろう」ということです。

人というのは、本当に何でも食べる生き物だと思います。

特に日本人は毒のあるフグ、毒のある彼岸花の球根、毒キノコまで、工夫して食べてしまうのですから驚きです。

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2023年6月18日

いわき市に環状交差点

信号機が無い交差点として、国を挙げて増やそうとしている環状交差点(ラウンドアバウト)、福島県内では第一号として新地町に整備されていました。

環状交差点の最大のネックは、

  • 設置に広い面積を要すること。
  • 国内ではまだドライバーが慣れていないこと。

などから、比較的人口が少なく面積も取得しやすいということで、ほとんど試験運用的に新地町に決まった経緯があります。

ところが17日に整備され運用が始まったのは「いわき市」に在るJRいわき駅から約450m東という、県内では初めて中心市街地の整備になりました。

この交差点の隣地には、来年3月にヨークベニマルを中核とする商業施設「ペッペ」が開業予定となっておりさらに交通量が増えることが予想されています。

この交差点は車両が交錯する場所が少なく、重大事故や渋滞が起きにくいとされ、停電時など災害に強いメリットもあることが言われていますが、初めてのドライバーにとっては相当戸惑いや混乱が予想されます。

私も走行のしかただけは免許更新の際に図解で教わりましたが、頭ではわかっていても走ってみないとどういうものかはわかりませんので不安です。

一番懸念されるのは、ルール無視で走行することが多く見られる自転車の存在です

過去ログ↓
‘環状交差点’の長所と短所: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)

 

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2023年6月16日

「喜多方ラーメンの日」を制定へ

福島県の喜多方市と言えば、全国的には「喜多方ラーメン」とそれを販売する沢山のラーメン店が在ることでよく知られた地域だと思います。

ところが、担い手の高齢化や後継者不足、さらにコビッド-19感染などの影響で2010年度には113店舗も在ったラーメン店は、昨年の11月時点で90店舗まで減少してしまったようです。

そこで喜多方市では、全国に喜多方ラーメンをPRすることを目的に毎年7月17日を「喜多方ラーメンの日」に制定を日本記念日協会に申請し、制定後は記念日に合わせたイベントを毎年展開し誘客することを決議したそうです。

7月17日にした理由は、喜多方市の「喜」を草書体で表すと「七」が重なり「七十七」とも読めることからだそうです。

涙ぐましい努力だと感じますが、はたしてうまくいくでしょうか?

福島県では「白河ラーメン」と「喜多方ラーメン」が有名ですが、前にもアップしましたが本当の県内のラーメン激戦地は「郡山市」で、行列ができる旨いラーメン店が沢山有ります。

さらに、わが村でも行列ができるラーメン店が複数オープンしていて、わざわざ喜多方市まで行かなくても済むようになっていますので、記念日が認可されても喜多方市の思わくどおりにいくでしょうか。

でも、県外のグルメへの反響は大きいのかもしれませんね。

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2023年2月22日

幻の花「アガペ」が咲いた

世の中はウクライナ戦争、スポーツはWBC、パンダが中国に渡ったことなどが話題です。

福島県内は、それらとは違うことが話題を集めています。

郡山市逢瀬町にある逢瀬公園内には「緑化センター」という、熱帯植物が育てらている施設があります。

そこに郡山市内の男性から40年前に寄贈された、リュウゼツラン科の「アガベ」という巨大なメキシコ産多肉植物も育てられています。

アガペは、50年から80年に一度しか花が咲かないとされることでも知られている珍しい植物です。

そのアガペが去年の8月ごろから花茎伸び始めて長さが5メートルほどに成長、そして20日に黄色い花が咲いていることが確認され「幻の花が咲いた」と話題になっているのです。

花は5mもある巨大さですが、その花はアロエの花にとてもよく似ています。

この花を見に来ている人のほとんどが「この花を見ることができるのは一生に一度だ」です。

確かにその通りですが、アガペの株は複数あるのでこれから別の株が咲くのが見られるはずです。

開花の間隔が長い植物は他にもありますが、どういう理由でそんなに長い年月を要して咲くんでしょうね?

不思議です。

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2023年2月12日

白河だるま市が3年ぶりに

福島県白河市の初春の風物詩ともいわれる「白河だるま市」は、コビッド-19感染のため中止されていたのですが、昨日の11日に開催されました。

3年ぶりになります。

白河駅前近くにある特設会場=約1.5キロには、3年前までとほぼ同じく県南地方を中心とした特産品や工芸品などを扱う約450店の露店が軒を連ねてにぎわったようです。

「白河だるま」は、時代劇では必ず悪老中として出てきますが、白河では名君として知られるの松平定信公が絵師の谷文晁(ぶんちょう)に図柄を考案させ、その顔は「鶴、亀、松、竹、梅」が図案化された縁起物のだるまです。

年々大きなだるまを買い増していくのが習慣で、我が家の神棚にも在ります。

今年は、いろいろな催しが再開される可能性が一段と強くなってきました。

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2023年1月26日

氷花

寒波に見舞われた1月25日、福島県内では気象観測開始以来初の30の観測地点で最高気温が氷点下を観測しました。

その結果、常磐自動車道は吹雪で通行止め、そして東京などと同じくあちこちで水道管の凍結によるトラブルに見舞われました。

そんな冷え込んだ県内の矢祭町の久慈川(福島県~茨城県)では、川の流氷ともいわれる「氷花(シガ)」が流れる珍しい自然現象が今年初めて見られたようです。

氷花は、シャーベット状の薄い氷が川面に浮かぶ自然現象で、地形や気象条件などが重なって起こるそうですが、久慈川流域(福島・茨城)は全国でも数少ないこの現象の観察スポットとなっているものです。

動揺「どじょっこふなっこ」は、池に住むドジョウやフナから見た春夏秋冬の様子を歌った秋田に伝わる民謡を岡本敏明氏が混声合唱に作曲したものですが

♪ 春になれば しがこ(すがこ)もとけて
どじょっこだの ふなっこだの
夜が明けたと思うべな~♪

ここに出てくる「しがこ」は、「氷」と訳されることが多いですが、ほんとうは池や川の「氷花(しが)」または薄氷を歌った民謡だった気がします。

大寒波=春が近い ということなのでしょうか?

ちなみに私はこの歌詞を「がこ」と覚えていました(笑)

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