カテゴリー「気象、自然現象」の268件の記事

2025年5月30日 (金曜日)

氷河の崩落事故と国家間紛争

28日、スイス南部バレー州の人気観光地であるブラッテンにある谷間の集落で、氷河が崩落して大規模な土砂崩れが発生し地滑りとともに大量の土煙が上がる空撮映像が報道されました。

崩れた氷河や土砂は約300万立方メートルとみられ、集落の90%が岩や砂にのみ込まれインフラも止まり壊滅的な状況のようです。

ただスイスでは2年前に中部ベルニーズアルプスの集落ブリエンツで、やはり氷河崩落による巨岩を含む岩石流が村のすぐ近くまで押し寄せ、全住民が避難するということが発生したため、
ブラッテンの集落の住民約300人には2週間前に地元当局から避難命令出されていたため、多くの住民が19日には既に避難していたそうですが、60代の男性1人だけが行方不明となっているようです。

ところがこの災害はこれにと留まらず、地滑りによって谷川がせき止められ長さ約2キロ、幅50~200メートルの自然ダム湖ができあがり、それは徐々に大きくなっていて、こんど下流地域に洪水の二次災害が起こる気配のようです。

この崩落を受け、一部の科学者からは「早く温暖化ガスを止めないと2100年にはスイスの氷河は消滅する」と声を荒らげているようです。

福島県には、尾瀬国立公園に在り観光地と豪雪地帯で知られる「桧枝岐村」(人口475人)が在ります。

今回のスイスの集落に人口を含めよく似た環境ですが、氷河は無いのでこういうことは起こらないのは幸いなのかもしれません。

ただ、環境の変化や害獣(ニホンジカ)や観光客によって、観光の目玉である尾瀬国立公園が荒れ始めていることは問題になっています。

観光と自然環境保護、ある意味で相反することの対策は世界中で起こっていますし、温暖化が進むことは確実な今、世界中は協力し合わなければならないのに・・・一部の人間によって逆行していることは悲しい事実です。

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2025年4月30日 (水曜日)

福島県でも4月29日に積雪

29日は低気圧や気圧の谷の影響で、東日本や北日本では冷え込み北海道では雪が積もったニュースが報道されました。

それは福島県内も同じで、福島市の高原にある「磐梯吾妻スカイライン」の「浄土平」近辺では、うっすらと雪が積もり25日冬季通行止めを終えていたのに冬に逆戻りした景色になりました。

この積雪の影響で、磐梯吾妻スカイラインは再び通行止めになってしまい、再開通時期は未定のようです。

これも地球温暖化の影響だと感じてしまいました

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2025年4月28日 (月曜日)

明日、また強風

村内は3月26日に暴風で屋根が飛ばされたりした被害が数多く出て、今でもの復旧が終わっていないところが多数あります。

そんな中、明日の29日「昭和の日」にまた強風の予報が出され、JR東北線や常磐線は強風のため一部区間で遅れや運休が出る可能性があるとして注意が出されました。

東北線の郡山ー福島間は正午ごろ~午後3時ごろ、
福島ー仙台間は午前9時ごろ~最終列車、
常磐線原ノ町ー仙台間は午前9時ごろ~最終列車
で遅れや運休が発生する場合がある。

強風で済めばいいですが、やっと修理が終わったビニールハウスに種まきが終わった育苗トレーが並べられ始まったのが見られるようになりましたが、またビニールハウスがこわれたらその損害はビニールだけでは済みません。

我が家の飛ばされた屋根の修理は終わりましたが、ちょっとだけ不安が残ります

こういう時は、祈るしかないですね

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2025年3月30日 (日曜日)

人間の紛争止めるのは天のみか・・

仏教や儒教が渡来する前から日本には自然の力を畏れ崇め(おそれあがめ)た信仰が存在し、それは今でも神道や仏教と共信し続けられています。

「山の神(田の神)」、「野の神」・「海の神」、そして「ないの神(なゐのかみ)などです。

「ないの神」とは「地震神」という漢字があてられる通り、地震への畏れをあらわし祀った神様です。

ウクライナやイスラエルの戦争のの為ほとんど報道がされなっていた、軍事クーデターから内戦が続くミャンマーは今回発生した地震によってあらためてクローズアップされ始めました。

ミャンマー中部マンダレーなどを襲った大地震で、軍事政権はこれまでに1700人超が死亡したほか、約4000人が負傷したと明らかにして諸外国に支援要求を行いました。

それと同時に、軍事政権への武装抵抗を続けている民主派組織「NUG=国民統一政府」は、被災地での人道支援活動を進めるため、「今月30日から来月12日までの2週間、軍との戦闘を一時的に停止する」と発表しました。

戦争・内戦などの人間の争いを、最後に止められるのは天のみなのでしょうか?

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2025年3月29日 (土曜日)

倒壊した建設中ビルは中国製!

ミヤンマーを震源とするマグニチュード7.7の大地震による被害は拡大する一方ですが、ロシア・中国がいち早く支援隊を送り、そして・アメリカも支援することをトランプ大統領が表明しました。

今回の地震が注目されているのは震源地から1000km以上も離れた、タイのバンコクでの被害が大きかったことです。

その象徴として報道されているのが完成すれば30階以上になる、バンコクで建設中だった高層ビルの倒壊です。

地震発生間もない28日、中国メディア「財新」はこの倒壊したビルについて、中国国有のゼネコンが施工を請け負っていたことを報道していました。

「財新」の報道によれば、その中国国有のゼネコンの名は「中鉄十局」で、イタリア・タイの企業との連合体としてプロジェクトを実施し、地上33階建てのオフィス棟と5階建ての駐車場を有し、建築総面積は約9万4千平方メートルに上る計画だったようです。

この「中鉄十局」は、海外で超高層ビルを手掛けるのは今回が初めてだったことも紹介していたようです。

ただ、
中国のインターネット上では「中鉄十局」などが公開していた施工事業に関する情報がすでに削除されているそうで、中国当局が強制的に規制した可能性もあるとみられています。

また中国製のイメージを落としてしまったようです。

 

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2025年2月 2日 (日曜日)

2月1日までの地震回数

気象協会から発表されている、2025年02月01日15:20更新で昨年の『2024年10月24日から、今年2025年02月01日までの3ヵ月間で地震回数が最も多かった上位5地域は下記のようになっていました。

地震観測回数 震源地 地震規模の最大値
139  石川県 西方沖 M6.6(震度5弱)
88  福島県 会津 M5.2(震度5弱)
24  宮崎県 日向灘 M6.6(震度5弱)
22  和歌山県 北部 M4.2
20  宮城県 沖 M5.3

尚、日向灘では2024年8月に最大震度6弱を計測している

圧倒的に能登近辺が多いことは間違いないですが、福島県の会津も3位の宮崎県以下を引き離して多発しているのが気になります。

それに、上位3地域の中で会津が内陸であること、能登から遠くないこと、気になりますね

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2025年1月23日 (木曜日)

早朝の地震アラーム

まだ真夜中という午前3時前、私のスマホが警戒のアラームを鳴らし目が覚めました。

スマホの入れている災害通知アプリが震度4以上の地震が発生したことを知らせるものでした。

場所を見ると奥会津で震度5弱という数字を表記していましたが、わが地域は全く揺れは感じませんでした。

きょうになって詳しい状況がわかり、震度5を記録したのは豪雪地帯で日光国立公園の玄関でもある桧枝岐村だと判りました。

被害は無かったようですが、震度4以上の揺れが続いているようです。

今現在、桧枝岐村の積雪は1.3mにもなっていますが、その雪が地震によって雪崩などになる危険性があり警戒が続きます。

ただ、この大きな地震も「仲居報道」で、地方議員の裏金問題と同じく全国放送では扱われないのは口惜しい限りです。

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2025年1月10日 (金曜日)

連日の積雪

昨日20cmほどの積雪となり、休みながらほぼ1日中かかって我が家の除雪作業を終えました。

べた雪で重くて疲れました。

Img_4170

そしたら、今日もまた雪が積もり、昨日綺麗にしたところはまた元の20㎝積雪の状態に戻っていました。

きょうのは、玄関の戸が凍結して開かなくなったくらい低温になったので、軽い雪ではありましたが除雪にはたっぷり2時間を要しました。

明日も積もるかもしれないらしいですが、村では消防団の出初式パレードを計画していますのでひどい天候にならないことを願いたいです。

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2025年1月 7日 (火曜日)

中国のチベット自治区で大地震

7日午前9時過ぎ(現地時間)中国・チベット自治区シガツェ市ティンリ県で、マグニチュード(M)6.8の地震があったとのことです。

中国の国営の中央テレビ(CCTV)が公開した映像には、建物が崩れ落ちた様子や、避難した人々が屋外で布団にくるまる様子が映し出されています。

報道によると7日午後12時30分までに53人が死亡、62人が負傷、震源から20キロ圏内には計27の村があり、約6900人が居住し、一部の村で家屋の倒壊や敷地を取り囲む塀が大きく崩れている様子が映しだされていました。

アメリカによる中国への経済制裁は、この地区での人権侵害が確認されてからですが、中国の報道を視るとかなり優遇された生活であり何が本当なのかわかりません。

ただ、今回の地震災害はそういう政治的操作は無いことは確かです。

地球温暖化が要因と思われる大地震(津波)、大洪水、大干ばつ、異常寒波、異常熱波は毎年増える一方ですが、それに対し相変わらず世界の温暖化対策には「二酸化炭素の減少」を訴える団体や国家が占めています。

本当に、その論理は合っているのでしょうか?

科学者の少数意見も検討すべきと思います

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2024年9月12日 (木曜日)

ベトナムに上陸した台風11号は

先日、沖縄などに影響をもたらした台風11号(ヤギ=やぎ座に由来の日本名)は7日にベトナムに上陸し、同国政府は11日、地滑りや洪水などで北部を中心に少なくとも179人が死亡、145人が行方不明、負傷者は750人を超え、多数の家屋が損壊し広い地域で田畑が水没したということです。

在ベトナム日本大使館によると、日本人の被害情報は入っていないそうですが、ベトナムに進出しているおよそ2000社の日系企業の内で、工場が浸水したり、停電で生産ラインが止まったりして、これまでに製造業を中心に少なくとも44社に影響が出ているということです。

この災害に対し日本政府は11日、ベトナム政府の要請を受け、浄水器とプラスチックシートを緊急援助物資として提供することを決定したもようです。

アメリカでは100万ドル(約1億4000万円)を供与すること発表しました。

大規模異常干ばつに苦しむ南米のアマゾン流域では、この水の何パーセントでいいから降ってほしいことでしょう。

 

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