カテゴリー「自動車関連」の214件の記事

2023年5月22日

黄色信号では止まる?それとも

「黄色信号」は止まれですが、
どのくらいの車が黄色信号で止まるかをJAFが調査したところ、ドライバーの内「幹線道路=97%。住宅街=93%」割合で止まらないという結果が出ました。

止まらないその原因は、はっきりしています。

>道路交通法施行令第2条の一部の但し書き・・

黄色信号で、車両は停止位置を越えて進行してはならない。(止まれ)
ただし、黄色信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。

この但し書き文をドライバーが都合よく拡大解釈され、それによって「黄色=注意」という誤解が生れてしまっているからです。

但し書きに一番近い言葉となれな「黄色信号=原則止まれ」になるのでしょうが、それも正確に言えばそれも拡大解釈なのでしょう。

いまさらですが、この誤解を頭に入れておきたいものです。

 

おまけ

日本の信号を英語にすると

  • 赤信号=レッド・ライト
  • 黄信号=イエロー・ライト
  • 青信号=グリーン・ライト

なぜ日本だけグリーンライトが青信号になったのか?

それは昔の人は、緑色を「あお」という言い方をしたので、呼称を色を変えずに「青信号」と変更したからです。

後に、子供らが信号機がみどり色なのに「青信号」という言い方は変だとなり、こんどは信号の色を「青」に変えて今に至ります。

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2023年5月14日

「サポカー限定免許」って知ってる?

5月13日に福島県内では、猪苗代町のコインランドリーに、同町の70代男性が運転する乗用車が突っ込むという事故が発生、さらに同日に白河市では60代女性が運転する乗用車がコンビニに突っ込むという事故が相次いで発生しました。

さて、その事故が発生した1年前の2022年5月13日に、全国で高齢運転者による重大事故が相次ぐのを減少を期待し、ペダル踏み間違いによる急加速抑制機能など先進技術を搭載したサポカーへの乗り換えを促すため「安全運転サポート車(サポカー)」限定免許という制度が施行されました。

ところが、導入から1年となる今月11日現在、福島県内の「サポカー限定免許」の取得者はたったにとどまっていることが報道されました。

普及しない原因として、警察や関係機関は免許変更の有用性を十分にPRできず、利用が低調とみているようです。

私もこの免許の存在を知らなかったのですから、確かにPR不足ではあると思いますが、もっと違う原因があります。

わが地域のような農家が多い地域では、運転するのは乗用車の他に、農作業としてトラック・軽トラック、乗用トラクターなど複数の車両を運転するのが常識だし、そうでないと仕事になりません。

もし、サポカー限定免許にしてしまうと、それら全部がサポート機能が付いているか、サポカーの乗用車しか運転ができなくなってしまいます。

運転したら条件違反で取り締まり対象になってしまいますから、限定免許を取得しようと思う人はいないと思います。

そのことを関係者は考えているのでしょうか?

あまりにも安易な法改正だと思います。

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2023年5月 9日

福島県では、車上荒らしが多発?

このほどJAFが、「駐車中、車が犯罪被害に遭った経験があるか?」という題でアンケートをとった結果を発表しました。

そこで「何らかの自動車の犯罪被害に遭遇した経験がある」と回答した人は、JAF会員全体の3割以上にあたる32.9%(「いいえ」=67.1%)になった事実が判明しました。

さらに、
都道府県別の全国平均を大きく上回る35%以上の犯罪遭遇率となった府県

  1. 和歌山県(39.4%)
  2. 福岡県(38.6%)
  3. 愛知県(38.4%)
  4. 大阪府(36.8%)
  5. 兵庫県(36.6%)
  6. 福島県(35.2%)

次に、
犯罪遭遇率が多い年代

  1. 50歳代(37.8%)
  2. 60歳代(35.7%)

尚、この世代ではドライブレコーダーやスマートキーが一般化する以前の経験談も多いことも特徴だそうです。

わたしの地域の管轄警察署からの案内にも「車上荒らしに注意」というのが、年間に何度も配布されていることは確かです。

ただそれは、世間一般の風潮かな?と思ってみていましたが、福島県が全国的にも多いという事実を見せられると考え方を変えないといけないですね。

なんとも、嫌な世の中になったものです

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2023年4月 7日

免許返納で衰える脳機能と筋力!?

高齢者が免許を返納し運転することをやめると、行動範囲が縮小することによって人とのつながりも減っていき、その結果として足腰の筋力低下と脳の働きが衰えるという、なんとも気になる記事を見つけました。

返納せずにしても、車の汚れが気にならなくなり洗車をしなくなるということでも脳の働きが低下するというのです。

さらに脳の働きの低下関連では、薬の種類が多いほど薬の分解や排泄に関わる肝臓や腎臓への負担で、その機能が低下することで運転中などに副作用の意識障害やせん妄が起こりやすくなるというのです。

6種類以上を服用している人は、副作用が生じやすくかかりつけ医に相談することが良いそうです。

しかしながら、高齢ドライバーが起こす死亡事故は多く発生し社会問題になっていることも確かです。

これらを解消する一つの対策としては、アクセルとブレーキを踏み間違えたときの加速抑制装置や衝突軽減のための自動ブレーキなどを備えたサポカーにすることだそうです。

ただし、後付けにしても乗り換えにしても先立つものが無い高齢の年金暮らし者には酷な話でしかありません。

こういうところへの研究開発や購入に対し援助(できれば無料化)する政策ができたらありがたいと切に思う今日この頃です

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2023年3月15日

着用率は42.9%

JAFから2022年のシートベルト着用率の全国平均率が発表されました。

運転席では99.1%、そして助手席では96.9%とほぼ全員が着用しているのに対し、後部座席では42.9%と5割も達していないことが判明しました。

都道府県別では↓

  • 着用率60%以上=2件(岐阜、山梨)
  • 着用率50%以上=7府県(山形、岩手、東京、神奈川、埼玉、静岡、長野)

着用率が、30%にも満たない県

  1. 沖縄県=13.2%
  2. 佐賀県=26.8%
  3. 福岡県=27.6%
  4. 滋賀県=28.2%

特に九州の着用率が低いのはどういう理由なのでしょう?

私は必ず後部座席の人にもシートベルト着用をお願いしていますが、福島県は「49.1%」で全国平均よりは高いですがそれでも50%にも達していません。

「一般道での罰則が無い」というのは、やはり極端な差を出す要因になっているようです。

それにしても、低い。

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2023年2月17日

スバル自動車が世界第2位に

アメリカの有力消費者情報誌コンシューマー・リポートが、毎年発表している世界の自動車ブランドランキングというのがあります。

2月16日に、2023年版ランキングが発表されました。

2023年版ベスト3(対象は32ブランド)

  1. 「BMW」=ドイツ
  2. 「SUBARU(スバル)」=日本
  3. 「MINI(ミニ)」=ドイツBMW

ちなみに日本車では、トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」が4位、「ホンダ」が5位、「トヨタ」が6位、「マツダ」は8位、「日産」は21位にランクされたようです。

参考までに2021と2022のベスト3は↓でした

2021年版

  1. マツダ
  2. BMW
  3. スバル

2022年版

  1. スバル
  2. マツダ
  3. BMW

これは同誌による走行試験や所有者の満足度などを基に順位付けしたものだそうですが、ある共通点に気が付くと思います

日本国内外で、販売台数の上位を占めるトヨタ、日産、ホンダ、そして軽のスズキが上位に来ないということです。

言い換えれば、海外ではスバルやマツダの自動車のほうが、信頼された自動車だと評価されているとも言えます。

私が免許を取得して初めて持ったマイカーは「スバルレ・オーネ」、2代目もレオーネ4WD、今は違いますがなんとなくうれしい海外の評価に感じてしまいました。

販売台数の多さと車の評価は、想像以上に一致しないものだと知りました。

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2023年2月16日

中国の電気自動車・・・は

昨年の秋ごろ、福島県郡山市に東北初の中国のEV大手「比亜迪(BYD)」のディーラー(直営販売店)がオープンしました。

地元紙でもこれは大きく取り上げ、県内では「ついに中国の自動車が販売されるのか!安全性などは大丈夫なのか?」と話題になりました。

これについて同社の日本法人の劉学亮社長が共同通信社の取材で、BYDの電気自動車の性能と安全性の確かさについて語った記事を読みました。

BYDの「ATTO3(アットスリー)」の信頼性の理由

  • 航続距離=485キロ
  • 車両単価=440万円
  • クルマはすべて中国製だが、金型は日本有数の金型メーカーだった「オギハラ」(群馬県館林市)でつくられている
    ※「オギハラ」はリーマン・ショックなどで業績悪化し、2010年にBYDに買収された
  • 館林市には日本のモノづくりの魂があり、それを学びに中国からも多くの社員が来日して学んでいる。

世界最大のEVメーカーのアメリカの「テスラ」は、ディーラーを使わず、すべてインターネット経由で販売する手法で業績を伸ばしています。

それに対し中国のBYDは、あえてディーラー販売にこだわり、対面を通じてBYDの安全性と快適性、そしてライフスタイルを日本人に理解してもらうことにこだわったそうです。

BYD社のディーラーは、すでに30店以上が開業もしくは準備を進めていて、計画としては全国に100店のディーラー網を構える予定のようです。

販売車種も、現在のSUVと呼ばれるATTO3の1車種のみから、コンパクトカーの「DOLPHIN(ドルフィン)」、ハイエンドモデルのセダン「SEAL(シール)」を順次販売するようです。

BYD社は、2020年に日野自動車と商用EV車の開発協力を締結しており、これから日本国内では単価が安く性能が良い中国自動車が目に付くようになるかもしれません。

昨日のBS報道番組で、宇宙開発部門などではすでにアメリカを抜いて、中国は世界一進んだ国家になったことがわかり驚きました。

アメリカ政府が、中国を過剰に敵視するのは軍拡(核弾頭3倍計画)ではなく、中国が技術・経済面で大国(先進)になったことを認めたからかもしれません。

日本の政府は、今まで通りにアメリカにおんぶにだっこでいいのでしょうか?

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2022年12月20日

平成から令和になる

私の免許証の有効期限は「平成35年2月」までになっています。

その平成日付の免許証の更新を明日やってくる予定で、ついに「平成」の年号とはおさらばになります。

なんだか更新なのですが、新たに免許証を取得したような気分になります。

それにしても、1月誕生日というのはどうあがいても12月~2月までの雪の多い季節を避けることができないものですね。

毎回「積雪の無い日に行けるといいな」と思うのですが、ほぼ100%積雪が残る日にぶつかってしまいます。

致し方ないですが、たまにはあたたかな日に更新に行きたいものです(笑)

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2022年10月23日

無くなる?AT車のオーバードライブ

オートマチック車(AT車)が出始めたころは「スピードモードスイッチ」とか、Odimg_4060 「高速モードスイッチ」などとも言っていた気がしますが、(右は私の愛車のコラムシフトレバー
AT車のシフトノブには「O/D OFF」などと記されたオーバードライブスイッチが備えられてあります。
下は妻の愛車のノブ

Odimg_4061

ところが、昨今は私の妻のようにその使い方が全く解らない人や、存在自体を知らない人も増えてきているようです。

そのせいでしょうか?、最近のAT車にはEV車などを中心にオーバードライブそのものが装備されていない車が増えているようです。

ご存じの方もいると思いますが、「オーバードライブ」とは簡単に言えばこのスイッチをOFFにすると、下り坂では強いエンジンブレーキ作用が得られ、少し大きなパワーが欲しい上り坂などでは力強い加速が得られます。

しかし、これ使わなくても運転に支障は無く、一生使わないでも済むのもこれです。

ただ、今月の13日に起きた静岡県小山町の県道で観光バス横転事故では、フットブレーキの使い過ぎ原因でブレーキが効かなくなったものとされエンジンブレーキの利用が注目されました。

事故のバスがAT車だったかMT車だったかは不明ですが、フットブレーキを使い過ぎると「フェード現象」(ブレーキそのものが熱を持つ現象)や「べーパー現象」(ブレーキフルードが沸騰して気泡が発生する現象)でブレーキが効かなくなることがあります。

ブレーキが効かなくなった場合の対処法は、まず「ハンドブレーキを使い減速を図る」、「ハンドブレーキがだめなら土手など頑丈なものなどに車体をぶつける」と習いましたが、今回の事故ではドライバーは両方のやり方を行っているようですから、マスメディアはいろいろ言ってますがその意味でドライバーは冷静だったのかもしれません。

乗用車の場合、今はフェード現象が起こりにくいディスクブレーキが標準になり、それほど気にしなくても良いように作られていますが、オーバードライブOFFというやり方を知っておくのも大切だと思います。

マスコミは、オーバードライブ機能についてなぜ説明の報道をしないのでしょう?

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2022年6月11日

タイヤに・・小石・?

今朝のこと、いつものように妻の車のそばを通り納屋に向かって歩いていた時です。

妻の車の前輪が、少し右にハンドルを切った状態でちょっとだけタイヤが車体から出た状態でしたので、何気なくそのはみ出したタイヤを見てしまいました。

そしたら、タイヤの所に目立つ小石のようなものがあり、溝にでもはまっているのかとよく見るととんでもないものでした

Img_4022

←それには小さなの溝、なんと、鉄板ビス(長さ15mm)が突き刺さっていたのです。

チューブレスは、刺さったままでは空気が漏れ難いので気が付かないまま走行していたようですが、
ビスの状態を見ると長期間走行していた可能性が有ります。

直ぐに、プライヤーで抜きましたが、当然シュシュシューと空気はそこから漏れてタイヤはペチャンコになってしまいました。

その様子を見た妻が、改めて驚嘆の声を発していました。いまさらですが(笑)

妻の車は、今主流のスペアータイヤレスでパンク修理キットだけが在るだけの車なので、直ぐにタイヤを外して行きつけのタイヤショップにもって行き修理してきました。

工賃は、高速走行可能な内貼り修理で税込み「1,870円」でした。

妻は、スマホで事前に工賃を検索して、かの有名店「イエ○○○○ット」の3,000円(内貼り修理)と考えていたらしく、その単価の安さにまたまた驚嘆の声を上げていました(笑)

愛車のタイヤ、たまにはじっくり見てみるものですね。

あっ!これって、ドライバの常識(安全運転義務)でしたね(笑)

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