カテゴリー「自動車関連」の219件の記事

2023年10月29日

車から道路にゴミを捨てる行為の罰則

今朝は6:00から村内の美化活動の日で、幹線道路などのゴミを拾いをしましたが相も変わらず捨てる人が存在することに怒りより呆れます。

そして、ごみを道路などに捨てた輩への取り締まりは無く、拾うものだけに負担が抱えさせられるのでした。

このブログでは、このゴミ拾いの日に毎年のように車からごみを捨てた場合に科せられる罪について記事にしていますが今回もまたアップさせてもらいます。

車からのポイ捨てには複数の罪が科せられますが、主なものを二つ上げます。

一つは「道路交通法第76条・第4項の第4号と第5号」に反する行為となる

  • 車からは、道路上の人若しくは車両等を損傷するおそれのある物件を投げ、又は発射する行為の禁止
  • 危険性が無くても、走行中の車からの物品(空き缶やゴミくず)を捨てる行為の禁止
  • 違反金や違反点ではなく、裁判所に出頭し5万円以下の罰金が科せられ刑事罰となり=前科となる

二つ目は「廃棄物処理法第16条違反」になる行為となる

  • 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない
  • 年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、もしくはこれらの罰則が併科される

実際に2022年3月に、京都で路上で7回にわたり軽乗用車の運転席側から空き瓶などを道路や側溝に捨てた市内在住の男性が廃棄物処理法違反の容疑で起訴されています。

タバコの吸殻はサイズも大きくなく、風に飛ばされやすいゴミのひとつであるため、もし火が消えていなかった場合は大変な災害になりますが、今朝も道路に散乱しているのを見つけました。

明らかに、車内の灰皿に溜まったのを捨てていったものですが、法があってもみな現行犯でなければ捕まえられることは無く次回もたくさんのゴミを拾うことでしょう。

次は3月末です。いろいろな意味で寒いです。

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2023年10月18日

福島県の死亡事故急増!?

10月17日に福島県警本部がまとめた結果によると、県内の交通事故死者数は43人で前年同期と比べて18人、72.0%増え、増加数と増加率とも全国ワースト2位となったことが判明してしまったようです。

要因として飲酒運転などの違反が後を絶たないことに加え、猛暑による注意力の低下なども一因とみられています。

福島県警は各署、団体と連携し、夜光反射材の普及や歩行者を中心とした交通安全教育、大規模検問などの飲酒運転の取り締まりを強化するとしています。

きょう、4号国道での速度違反取締を久しぶりに目にしましたが、この結果を受けての取り締まりだったのでしょうか?

交通事故は、気を付けていても突然やってきますが、やはり気を付けるしか方法は無いようです。

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2023年10月 3日

解り難くなった自動車関連の単位

何年か前から自動車の馬力の単位が「ps」表示から「キロワット」になってから、その値の感覚がわかりにくくなっている私です。

さらに難解なのが、燃料消費率をあらわすモードの多さです。

  1. WLTCモード(国交省値)
  2. 市街地モード
  3. 郊外モード
  4. 高速道路モード
  5. JC08モード(国交省値)

上記のように在り、それぞれに違う燃費が表記されているのですから解り難いです。

そんな折、今月にいつものタイヤショップのチラシに載った軽トラのタイヤのサイズ表示に、はた!?と悩んだのです。

【 145/80R12  86/84N  LT  】

まず、どこからどこまでがサイズ表示なのか?迷い、調べたら全部だったのです。

  • 145→タイヤの幅
  • 80 →タイヤの扁平率
  • R  →ラジアルタイヤ
  • 86 →短輪でのタイヤ強度値
  • 84 →複輪でのタイヤ強度値
  • N → 時速40km(最大強度速度)
  • LT →軽貨物タイヤ(ライトトラックの略)

貨物車用は規定強度のタイヤを装着する義務が在り、「86/84N LT」はタイヤ強度で、従来の表記の「6PR」に相当する値のようです。

そんなに複雑にせず、貨物車のタイヤ強度は従来通り

(弱)「6 PR」➡「8 PR」➡「10PR」➡「12PR」

上のような段階数値のほうが単純でわかりやすいと思うのですが、それでは何か問題があるのでしょうかね?

メーカーとしては何か複雑な理由があったのでしょうが、わたしには理解しかねます。

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2023年9月 3日

自転車には無い酒気帯び違反

あまり知られていませんが、違反点数制度から除外されている自転車には「酒気帯び運転」に対する罰則が存在しません。

但し、「酒酔い運転」をした場合には、他の車両と同じく行政処分と100万円以下の罰金などが科せられます。

「酒気帯び運転」は
体内のアルコール量が厳密に規定され、その数値によって罰則が決められています。

それに対し「酒酔い運転」とは
アルコールの量の大小にかかわらず、正常な歩行や運転ができない場合を言い、人によっては酒気帯び違反以下の量であっても取り締まり対象になる可能性もあります。

同じ車両でもそれはおかしいということで、自転車にも他の自動車などと同じく「酒気帯び運転」の規定を設けることが検討に入ったそうです。

法が決まり施行されれば、電動キックボードも対象になってくる可能性がある気がしますが、果たして守られるのでしょうか?

取り締まりをちゃんとするのでしょうか?

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2023年6月18日

いわき市に環状交差点

信号機が無い交差点として、国を挙げて増やそうとしている環状交差点(ラウンドアバウト)、福島県内では第一号として新地町に整備されていました。

環状交差点の最大のネックは、

  • 設置に広い面積を要すること。
  • 国内ではまだドライバーが慣れていないこと。

などから、比較的人口が少なく面積も取得しやすいということで、ほとんど試験運用的に新地町に決まった経緯があります。

ところが17日に整備され運用が始まったのは「いわき市」に在るJRいわき駅から約450m東という、県内では初めて中心市街地の整備になりました。

この交差点の隣地には、来年3月にヨークベニマルを中核とする商業施設「ペッペ」が開業予定となっておりさらに交通量が増えることが予想されています。

この交差点は車両が交錯する場所が少なく、重大事故や渋滞が起きにくいとされ、停電時など災害に強いメリットもあることが言われていますが、初めてのドライバーにとっては相当戸惑いや混乱が予想されます。

私も走行のしかただけは免許更新の際に図解で教わりましたが、頭ではわかっていても走ってみないとどういうものかはわかりませんので不安です。

一番懸念されるのは、ルール無視で走行することが多く見られる自転車の存在です

過去ログ↓
‘環状交差点’の長所と短所: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)

 

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2023年5月22日

黄色信号では止まる?それとも

「黄色信号」は止まれですが、
どのくらいの車が黄色信号で止まるかをJAFが調査したところ、ドライバーの内「幹線道路=97%。住宅街=93%」割合で止まらないという結果が出ました。

止まらないその原因は、はっきりしています。

>道路交通法施行令第2条の一部の但し書き・・

黄色信号で、車両は停止位置を越えて進行してはならない。(止まれ)
ただし、黄色信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。

この但し書き文をドライバーが都合よく拡大解釈され、それによって「黄色=注意」という誤解が生れてしまっているからです。

但し書きに一番近い言葉となれな「黄色信号=原則止まれ」になるのでしょうが、それも正確に言えばそれも拡大解釈なのでしょう。

いまさらですが、この誤解を頭に入れておきたいものです。

 

おまけ

日本の信号を英語にすると

  • 赤信号=レッド・ライト
  • 黄信号=イエロー・ライト
  • 青信号=グリーン・ライト

なぜ日本だけグリーンライトが青信号になったのか?

それは昔の人は、緑色を「あお」という言い方をしたので、呼称を色を変えずに「青信号」と変更したからです。

後に、子供らが信号機がみどり色なのに「青信号」という言い方は変だとなり、こんどは信号の色を「青」に変えて今に至ります。

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2023年5月14日

「サポカー限定免許」って知ってる?

5月13日に福島県内では、猪苗代町のコインランドリーに、同町の70代男性が運転する乗用車が突っ込むという事故が発生、さらに同日に白河市では60代女性が運転する乗用車がコンビニに突っ込むという事故が相次いで発生しました。

さて、その事故が発生した1年前の2022年5月13日に、全国で高齢運転者による重大事故が相次ぐのを減少を期待し、ペダル踏み間違いによる急加速抑制機能など先進技術を搭載したサポカーへの乗り換えを促すため「安全運転サポート車(サポカー)」限定免許という制度が施行されました。

ところが、導入から1年となる今月11日現在、福島県内の「サポカー限定免許」の取得者はたったにとどまっていることが報道されました。

普及しない原因として、警察や関係機関は免許変更の有用性を十分にPRできず、利用が低調とみているようです。

私もこの免許の存在を知らなかったのですから、確かにPR不足ではあると思いますが、もっと違う原因があります。

わが地域のような農家が多い地域では、運転するのは乗用車の他に、農作業としてトラック・軽トラック、乗用トラクターなど複数の車両を運転するのが常識だし、そうでないと仕事になりません。

もし、サポカー限定免許にしてしまうと、それら全部がサポート機能が付いているか、サポカーの乗用車しか運転ができなくなってしまいます。

運転したら条件違反で取り締まり対象になってしまいますから、限定免許を取得しようと思う人はいないと思います。

そのことを関係者は考えているのでしょうか?

あまりにも安易な法改正だと思います。

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2023年5月 9日

福島県では、車上荒らしが多発?

このほどJAFが、「駐車中、車が犯罪被害に遭った経験があるか?」という題でアンケートをとった結果を発表しました。

そこで「何らかの自動車の犯罪被害に遭遇した経験がある」と回答した人は、JAF会員全体の3割以上にあたる32.9%(「いいえ」=67.1%)になった事実が判明しました。

さらに、
都道府県別の全国平均を大きく上回る35%以上の犯罪遭遇率となった府県

  1. 和歌山県(39.4%)
  2. 福岡県(38.6%)
  3. 愛知県(38.4%)
  4. 大阪府(36.8%)
  5. 兵庫県(36.6%)
  6. 福島県(35.2%)

次に、
犯罪遭遇率が多い年代

  1. 50歳代(37.8%)
  2. 60歳代(35.7%)

尚、この世代ではドライブレコーダーやスマートキーが一般化する以前の経験談も多いことも特徴だそうです。

わたしの地域の管轄警察署からの案内にも「車上荒らしに注意」というのが、年間に何度も配布されていることは確かです。

ただそれは、世間一般の風潮かな?と思ってみていましたが、福島県が全国的にも多いという事実を見せられると考え方を変えないといけないですね。

なんとも、嫌な世の中になったものです

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2023年4月 7日

免許返納で衰える脳機能と筋力!?

高齢者が免許を返納し運転することをやめると、行動範囲が縮小することによって人とのつながりも減っていき、その結果として足腰の筋力低下と脳の働きが衰えるという、なんとも気になる記事を見つけました。

返納せずにしても、車の汚れが気にならなくなり洗車をしなくなるということでも脳の働きが低下するというのです。

さらに脳の働きの低下関連では、薬の種類が多いほど薬の分解や排泄に関わる肝臓や腎臓への負担で、その機能が低下することで運転中などに副作用の意識障害やせん妄が起こりやすくなるというのです。

6種類以上を服用している人は、副作用が生じやすくかかりつけ医に相談することが良いそうです。

しかしながら、高齢ドライバーが起こす死亡事故は多く発生し社会問題になっていることも確かです。

これらを解消する一つの対策としては、アクセルとブレーキを踏み間違えたときの加速抑制装置や衝突軽減のための自動ブレーキなどを備えたサポカーにすることだそうです。

ただし、後付けにしても乗り換えにしても先立つものが無い高齢の年金暮らし者には酷な話でしかありません。

こういうところへの研究開発や購入に対し援助(できれば無料化)する政策ができたらありがたいと切に思う今日この頃です

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2023年3月15日

着用率は42.9%

JAFから2022年のシートベルト着用率の全国平均率が発表されました。

運転席では99.1%、そして助手席では96.9%とほぼ全員が着用しているのに対し、後部座席では42.9%と5割も達していないことが判明しました。

都道府県別では↓

  • 着用率60%以上=2件(岐阜、山梨)
  • 着用率50%以上=7府県(山形、岩手、東京、神奈川、埼玉、静岡、長野)

着用率が、30%にも満たない県

  1. 沖縄県=13.2%
  2. 佐賀県=26.8%
  3. 福岡県=27.6%
  4. 滋賀県=28.2%

特に九州の着用率が低いのはどういう理由なのでしょう?

私は必ず後部座席の人にもシートベルト着用をお願いしていますが、福島県は「49.1%」で全国平均よりは高いですがそれでも50%にも達していません。

「一般道での罰則が無い」というのは、やはり極端な差を出す要因になっているようです。

それにしても、低い。

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