諸外国の消費税率と日本を比べれば
浅はかな考えしか感じられないアメリアか大統領が発する、人呼んで「トランプ関税」は世界を巻き込む「トランプ不況」の訪れまで予感させられる状況は私のような凡人にも感じます。
ヨーロッパの国では不況打開策として食品への非課税対策を行ったところがあったそうで、日本政府でも食品の消費税撤廃や軽減策の話が野党を中心に出始めています。
【諸外国等の付加価値税(消費税)の標準税率と“食料品の税率”(軽減税率)】
- イギリス:20%、食料品の税率0%
- イタリア:22%、食料品の税率4%
- フランス:20%、食料品の税率5.5%
- カナダ: 13%、食料品の税率0%
- オーストラリア:10%、食料品の税率0%
- 日本: 10%、食料品の税率8%
- 韓国: 10%、食料品は非課税
- 台湾: 5%、食料品は非課税
(※アメリカ連邦における付加価値税は存在しない)
現在、日本は世界で2番目の低率の消費税になっていますが、食料品の税率に限ってみると日本の税率は8%でG7の国々と比較しても高い税率だということが判ります。
さらによく見れば無税の国家も少なくないことがよく判ります。
これを見れば「日本も食料品の税率0%は可能なのではないか」という声が上がるのは無理もない気がします。
ただそうなると、それを埋める莫大な財源と、故安倍政権がおこなったアベノミクスによって増大した国の借金をどうするのか?という課題が出てきます。
そうなると、単純計算すれば消費税を13%~15%ぐらいにして、食料品は3%~5%に戻すということになりますが・・・
やはり、年金生活者にはつらいものですね
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