知らないと失礼になることば
寒くなった年末、妻の従兄が亡くなられたとの連絡を妻の実家から届きました。
ただ、妻の従弟と言っても20歳ほどの歳の差があり、私は結婚当初のころ妻の叔父と間違えていたほど高齢の方ではあります。
こういう場合、故人に対しては「ご冥福をお祈りします」という言葉がよく使われます。
ところが、そもそも冥途の考えが無いキリスト教や神道、仏教でも浄土真宗はこの言葉を使ってはいけないので、テレビなどではこれを使わず「お悔やみ申し上げます」というのが一般的になりました。
それでは、それらの宗派にはどんなことばが適しているのか?
「浄土真宗」の場合
- 「お悔やみ申し上げます
「神道」の場合
- 「御霊(みたま)のご平安をお祈りします」
- 「御安霊(ごあんれい)の安らかならんことをお祈りします」
「キリスト教」の場合
- 「安らかな眠りにつかれますよう、お祈り致します」
こういうのを頭の片隅に入れておいた方が良いですし、そしてその故人の地域のやり方を前もってしっておけばなおよろしいでしょうね。
ただ、それがなかなかできないのがこういう急な事でもありますので、わたしは無言で深くお辞儀するだけに心がけています。
今回亡くなった妻の従兄の家は、偶然にも菩提寺が我が家と同じだったのでその点では気が少し楽です。
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