カテゴリー「ことばの出会い」の139件の記事

2022年11月21日 (月)

「あんぽんたんの吊るし柿」と言っていたが意味は?

我が家の晩秋の風物の「吊るし柿」が、今年も軒先に並んでいます。

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柿の種類は「ひらたね」とこちらでは言いますが、スーパーなどでは「平種無し柿」という名ではんばいされているのでそれが本来なのでしょう。

これが黒くなると、種がほとんどない甘い干し柿の完成です。今年は100個は軽く超す数になりました。

私が子供のころ、けんかをすると決まって「あんぽんたんの吊るし柿」と相手を罵ったものですが、その意味を問われたらよくわからないのですが言われると腹が立ったものです。

「あんぽんたん」とは漢字で「安保丹」と書くようで、これは「○○丹」などという昔の妙薬名にかけて効能が無い「アホ丹」が転じたという説があるようです。

わからないのは、その言葉に「吊るし柿」が添えられていることです。

想像ですが、大正時代に福島県の伊達郡で発案され今でも名産の「あんぽ柿」がありますが、この「あんぽ柿」と「あんぽんたん」が似た言い回しなので語呂合わせとして言われるようになったように思います。

ちなみに、「あんぽ柿」は私が所属する「JAふくしま未来」で販売していますが、ちょっと高額なので買ったことはありません。

自家製の干し柿で十分です(笑)

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2022年11月 4日 (金)

予想外の流行語大賞、これが?

2022年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が11月4日(金)のきょう、発表されました。

  1. インティマシー・コーディネーター
  2. インボイス制度
  3. 大谷ルール
  4. オーディオブック
  5. OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)
  6. オミクロン株
  7. 顔パンツ
  8. ガチ中華
  9. キーウ
  10. きつねダンス
  11. 国葬儀
  12. こども家庭庁
  13. 宗教2世
  14. 知らんけど
  15. SPY×FAMILY
  16. スマホショルダー
  17. 青春って、すごく密なので
  18. #ちむどんどん反省会
  19. 丁寧な説明
  20. てまえどり
  21. ヌン活
  22. BIGBOSS
  23. 村神様
  24. メタバース
  25. ヤー!パワー!
  26. ヤクルト1000
  27. リスキリング
  28. ルッキズム
  29. 令和の怪物
  30. 悪い円安

12月1日に、この中のトップ10の中から大賞の「今年の流行語」が発表されるそうですが・・

私が10月10日に記事としてアップした『今年は記憶に残る言葉が多い』で予想した言葉はこの中にほとんど見当たらず知っているのも10語ぐらいです。

あとは、よくわからない「これが流行語?」というのがならんでいることに驚かされました。

完全に、私は流行語の世界から違う世界で生きているような気になってしまいました(笑)が、それは果たして流行語になるんでしょうか?

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2022年10月17日 (月)

「ありがとう」という‘短縮語’

昨今のテレビなどを視ていると、「目からうろこ」という言葉がよく使われ耳に入ってきます。

これは、キリスト教の「新約聖書」の一節から出た言葉のようで、その意味は知っています。

ただ、私の頭にあるこの言葉の使い方とフレーズは「目からウロコが落ちる思い・・」であり、どうしても私には中途半端で違和感を持ってしまうのです。

でもこの言い方が、これからは市民権を得て当たり前になっていくんでしょうね。

以前にも何度か取り上げましたが、日本語にはこういう文頭だけを拾った言い方が普通になったことば沢山あります。

その中でも、最も使われる有名な言葉が「ありがとう」、「ありがたい」という感謝・お礼のことばでしょう。

「ありがとう」、「ありがたい」を漢字にすると「有難う」「有難い」になり、そこには感謝の意味は存在していません

なぜそれが感謝の意味になるかというと、時代劇ファンのかたならよく解ると思いますが、ありがとうには省かれてしまった言葉が有るのです。

時代劇で、武士が殿様や上役の武士にお褒めの言葉、品をもらったときに言う感謝の言葉があります。

  • 有難きしあわせ
  • 有難き幸せでござります(存じます)

このように「幸せ」という、幸福感・嬉しさを表現する言葉が省略され、初めの「有難き」になっていることばなのです。

今でいったら「有難き」は「信じられない」と同義語ですから、「信じられない。ありがとう」と言った場合は、同じ言葉を繰り返していることになります。

そうはいっても、すでに「ありがとう」は独立した言葉として市民権を得てしまいましたので、これに対し違和感を持つ人は皆無でしょう。

日本語の感謝の伝え方は、直接の感謝の言葉ではなく「うれしさを伝える」という手法になっているのは日本文化・言葉の特徴の一つかもしれません。

言葉の変化というのは速くついていくのも大変ですが、そんなに無理してついていかなくても生きていけますよね(笑)

世界で最も難しい言語はギリシャ語だそうですが、日本語も負けず劣らずだと思います

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2022年10月10日 (月)

今年は記憶に残る言葉が多い

そろそろ話題になり始める毎年恒例の「流行語大賞」ですが、私個人としては今年ほど候補が多い年は無い気がしています。

直ぐに4~5は出てくるなどという年は、本当に珍しいと思っています。

例を上げれば

  1. ウクライナ
  2. プーチン大統領
  3. ゼレンスキー大統領
  4. 大谷翔平
  5. 円安
  6. 物価高、値上げ
  7. 3年ぶり開催
  8. 旧統一教会
  9. 国葬儀
  10. 安倍前総理
  11. 新型コロナ第7波

やはり、ロシア軍のウクライナ侵略関係と旧統一教会・安倍前総理関連が最も多い気がします。

ついで、今年も明るい話題を提供してくれた二刀流のメジャーリーガー大谷翔平選手の活躍でしょう。

私個人としては、福島県内もそうですが、全国的にことしは様々な行事やお祭りの多くが、3年ぶりの開催となったことから7番の「3年ぶり開催」を推したいです。

さて、何になるのでしょうか?

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2022年6月25日 (土)

「戦争」の反対はなに?「平和」の反対語はなに?

いつもコメントをいただく「へこきあねささん」のブログで、沖縄の子どもが書いた詩の内容が紹介されていました。

その子の詩の中に「せんそうのはんたいはなに? へいわ? へいわってなに? ・・」というのを見つけ、
改めて考えたら「戦争の反対は、平和じゃないなぁ・・」と思ったのです。

例えば「戦争をする」とは言いますが、「平和をする」という言い方は変だからです。

なぜなら「戦争」とは行動の言葉であり、「平和」は状態や感情を指す言葉で、そもそも立ち位置が違っていてかみ合わないからです。

そして、反対語の二字熟語を探してみました。

<戦争の反対語>

  1. 交渉、折衝、対話
  2. 議論、談判
  3. 和解
  4. 和平、治安、
  5. 外交

<平和の反対語>

  1. 騒乱、戦乱
  2. 剣呑、危機
  3. 被災
  4. 非常、事変
  5. 有事

私としては、「戦争」の反対語は「和平、外交、交渉」、そして「平和」の反対語は「有事、被災」と思いました。

なぜそうなったかは、「平和」と「和平」という熟語の意味の違い、つまり「和平交渉」とは言うが、「平和交渉」という言い方はしないというとです。

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2022年4月25日 (月)

「バリュー」とは何ぞや?

最近、めったやたらに使われるようになって、気になっている(耳障りな)言葉があります。

それは「バリュー」とい言葉です。

例えば、
イオングループのPB商品は「トップバリュー」といいます。

我が家に関して言うと、妻のスマホはバリューコース、光固定電話はバリュープラン、電気の料金も東北電力バリュープランを使用しています。

この言葉は何だろうと検索した結果、意味としては「お値打ち物」とか「割安」などの意味で使われているようです。

しかしこの言葉は「カタカナ語」、つまり「和製英語」になるようで英語「value=価値」の意味とは外れた日本独特の使い方をしているようです。

本来の英語なら、「カスタマー・バリュー(customer value)」=「顧客価値」というふうに、バリューの単語の前に別の単語が入るのが常識だそうです。

またまた日本の経済産業界は、新たな‘通じない英語’を造り流行らせ始めたようです。

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2022年1月26日 (水)

春は ‘揚げ物(?)

兼好法師の『徒然草』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」とされるのが、平安時代中期の作家・歌人、清少納言が書いた「枕草子」です。

その枕草子の中でも最も有名なのが、

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。月・・・

上記の四季を書いた作品と、「春はあけぼの・・」という書き出しでしょう。

今日の買い物からの帰宅途中、カーラジオのある番組から流れてきたのが「春はあげもの」という視聴者のパロディー文の投稿です。

もちろん、スタジオのMCたちは爆笑でした。

「あけぼの」と「あげもの」は、四文字とも母音が全く同じなんですよね。

これを聞いてから、わたしの頭から「春は揚げ物」のことばが離れなくなってしまいました(笑)

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2021年9月10日 (金)

無いものを嘆くより、あるものを生かす

先日、大きな感動を残し閉幕したパラリンピック、そこでメダルを受賞した日本代表の車いす女性選手が・・

パラリンピックの基本は『無いものを嘆くより、あるもの生かす』ということなんです

と、いうようなことを仰っていたのを、今でも脳裏から離れません。

この言葉は、障がい者福祉に携わっている方の文書にも「障がい者福祉の精神」としてでてきます。↓

不自由はあっても不幸ではない。無いものを嘆くより、有るものを生すこと

障害者云々より、この考えは全ての人類に通じる考え方だと思います。

ただ、どうしても穿った見方をしたい私には別な思いも浮かびます。

それは、やはりパラリンピックでヨーロッパの国の代表で、金メダルを取った義足の黒人選手のコメントからです。

「わたしは、アフリカの母国で(足が無く働けず)道端で物乞いをしていました。
今の国には
難民として亡命し、そこでパラリンピックを知りここで金メダルを手にしています。
 あの頃を考えると、信じられない幸せです」

戦争が起こる理由は、ほとんどが「貧困」が根底にあるといいます。

やはり、人は「衣食足りて礼節を知る」ということ、つまり衣食住に困らない生活こそが全ての不幸を無くす妙薬に感じます。

さしずめ、今なら『“医職”足りて礼節を知る』でしょうか。

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2021年5月 1日 (土)

やくざな犬張子?!

最近、BSでは「日本の歌」や「日本のこころの歌」などと称する歌番組が増えている気がします。

そこでは、現在活躍する演歌歌手が懐かしい歌を歌うのが常ですが、有名な詩ばかりなので私としては解らない歌も歌詞もほとんどありません。

そのなかでも昭和初期など戦前の歌に使われている歌詞には「あれっ?!」というのがたまに出てきます。

あの有名な東海林太郎氏が歌った名曲で、昭和9年(1934)にレコード発売された『赤城の子守唄』の歌詞のことです。

これは幕末の侠客・国定忠治を描いた松竹映画「浅太郎赤城の唄」主題歌だったそうですが、歌があまりにもヒット(50万枚売)したため映画の題名も『赤城の子守唄』変更されたという逸話があるそうです。

「赤城の子守唄」
作詞:佐藤惣之助、作曲:竹岡信幸

♪ 泣くなよしよし ねんねしな
山の鴉(からす)が啼いたとて
泣いちゃいけない ねんねしな
泣けば鴉が またさわぐ

坊や男児(おとこ)だ ねんねしな
親がないとて 泣くものか
お月さまさえ ただひとり
泣かずにいるから ねんねしな

にっこり笑って ねんねしな
山の土産に 何をやろ
どうせやくざな 犬張子(いぬはりこ)
貰ってやるから ねんねしな ♪    

歌詞に登場するところで疑問に思ったのは、黄色背景の①カラスを指す「鴉」という漢字、そして②「やくざな犬張子(いぬはりこ)」です。

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2021年4月25日 (日)

さっぱり

これから暑くなったりして汗などをかいたときに、冷たい水で顔を洗うとサッパリするものです。

ところで、

あらためてこの「サッパリ」という言葉について語源は何かを聞かれると、サッパリ意味がわからないことに気が付きました。

講談社・語源辞典によれば

「さっぱり」は、サハヤカ(爽やか)の「サハ」が促音化して「サッパ」となり、さらに「サッパリ」に変化した

尚、「さっぱり」と同じ意味で「サハサハ(爽々)」という形も有り、こちらは「サッパサッパ」を経て現代では「サバサバ」になった

つまり、現在使われている「さっぱり」と「さばさば」は、元は同じものだったことのようです。

サッパリした性格も、サバサバした考えも、私にはちょっと(かなり)難しい気がしますが、心得ておくべきことだとは思っている毎日です(笑)

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