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2023年4月 1日

復興なんて進んでいない

2011年3月大地震で東電福島第一原発が事故を起こし、避難指示になった浪江町が3月に解除になったのに続き、本日4月1日は富岡町が解除になりました。

ただし解除されたのは、富岡町の復興拠点である夜の森・大菅地区を中心とする約390ヘクタールだけで全てではありません。

ここには、東日本大震災前は住宅地や商業施設があり、1697世帯3886人が住んでいましたが、復興拠点内の住民登録者数は1日現在で1143世帯2580人となっています。

町は温浴宿泊施設「リフレ富岡」跡地に健康増進施設を整備するなど生活環境を整え、5年後の居住人口を約1600人とする目標を掲げているそうです。

富岡町は、震災後にわが村に仮設の町役場が設置され、広報などが共有された時期が数年在り身近に感じる街でもあり、復興が解除されたことはうれしい気分になりました。

ただ、戻ることを決めているある富岡町民がテレビのインタビューで答えた言葉が頭に残りました。

「復興が進んだと報道されたりしていますが、私から見れば復興なんて全く進んでいません」

先祖代々から住み暮らしてきた地元民が、復興したと感じるのはいつになるのでしょうか?

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2023年3月26日

マスク無しでのボランティア作業

今日は、村内一斉の「美化活動」で県道や村道沿いのゴミ拾いが行われました。

早朝6時からの作業は霧雨が降るなかでしたが、秋の行った同作業より明らかにゴミの量が増えていました。

そして例によって、排尿が入ったペットボトルもあり、さらい今回はキャップ付きに缶コーヒーにも排尿が入ったものがあり、あちこちで女性の悲鳴が上がっていました。

今回の作業で一番変更されたのは、村からの作業参加案内の中に「マスク着用・間隔をあける・作業は30分ぐらいにする」などといった、コビット-19感染対策要請文が消え、3年前の3月の文書に戻ったことです。

それでも大半の方はマスクを着用していましたので、完全に常態化している証でしょう。

わたしは、まったく着用することは頭になくマスク無しで作業を終えました。

きょう、新関脇の霧馬山(モンゴル)の初優勝で終わった大相撲、客席の様子は約半数がマスク無しでしたしこれからはマスク無しが急激に広がりそうです

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2023年3月22日

死亡事故にならないと動かない行政

1月に郡山市大平町の市道交差点で車2台が衝突し、軽乗用車が炎上して親子4人が死亡した事故がありました。

これを受け、市はこの交差点に今まで無かった一時停止の標識やカーブミラーなどの設置工事を行いました。

市は20日に追加工事をして、優先道路の交差点から約30m手前の位置に、「交差点注意」という注意喚起の文字と減速マークを記し、優先道路ではない道路にも減速マークを付けたようです。

なぜもう少し前にできなかったのか?いまさらとも言えますが、こんな悲惨な事故が発生しても何もしなかったら、それはそれで怠慢だと批判されるでしょう。

わが村にも、事故が多発する交差点が存在し、そこには一時亭標識とカーブミラーもありますが、いまだにそれを無視するドライバーがほとんどです。

未だに死者は出ていませんが、何かもっと手を打たないと亡くなる人が出るのは時間の問題です。

やはり死亡事故が起きないと、予算も回らないのでしょうね。

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2023年3月20日

ブラックな社則

職場の耐えられない規則で辞めることにした、ある女性の記事が載っていました。

その耐えられない規則とはトイレ使用についてです。

トイレに行くのは断れば普通に行けるが、問題は戻る時なのです。

戻る時には担当(?)を呼び出してドアを開けてもらい、所属と名前フルネームを言わないといけないというのです。

さらに悪いことに、開けてくれる人が高圧的な人だったりするのだそうです。

女性は、トイレに行きたくなるたびにプレッシャーがかかって辞めてしまったそうです。

世間ではブラックな校則が話題で文科省が是正のための調査を始めたようですが、社則というのは労使関係という問題があり是正はほぼ不可能です。

ですが、この女性が体験した社則は驚きですし、想像しただけで膀胱炎になりそうです。

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2023年3月13日

今日からマスク着用は・・・

きょうからマスク着用は、自己判断で行われることを政府が発表した日です。

国会では、岸田総理らがマスクをせずに答弁を行っていましたし、テレビ番組では透明アクリル板が無くなりました。

さて一般はどうなったのか?

今日買い物に、ドラックストアーやスーパーなどを何件か行きましたが、店舗の内でも外でもマスクを外していた人は全く見ることはありませんでした。

皆さん、今まで通りマスク着用のままでした。

必然(?)的に、わたしもマスクを外すことはなく買い物をしてきました。

他ではどうだったんでしょうかね。

どこも同じじゃなかったか?と思ったきょうでした

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2023年3月11日

火災が続く

福島県内では、8日に発生した白河市と郡山市の山林火災がやっと鎮火に向かっていた昨日の10日午後ことです。

こんどは、二本松市にある「東北東海」という会社で、大爆音を発し4人の従業員が重傷軽傷を負う火災が発生してしましました。

その黒煙は、我が家からも見えるものでした。

この会社は「チャッカマン」や「ベスタ」というライターで知られる会社で、ここではカセットガスボンベなどを製造しているため可燃ガス(ブタンなど)を大量(数トン)に在庫しているためる会社であるため二次災害も懸念されました。

近所の人々は、大爆音が響き不安を募らせたそうです。

それも何とか鎮火させたようだなと思っていたら、こんどはわが村で火災が発生してしまいました。

私の地域は、もう1か月近く雨らしい雨が降っておらず、乾燥して火災が発生しやすくなっていることは確かですが、こんなに続くとは思いませんでした。

火の用心ですね

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2023年3月 9日

陸上自衛隊の大型輸送ヘリが・・

昨夜の8時~9時頃だったと思いますが、地震のように我が家が揺れ出し窓や戸が激しくガタガタと音を発し出しました。

それと同時に、聞き覚えのあるバタバタというバカでかい爆音が響きだしましたので、すぐにその原因が判りました。

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←陸上自衛隊の大型輸送ヘリが、低空で我が家近くの上空を通過していたのです。(※画像は陸上自衛隊のHPから引用

暗くてどのくらいの高さをどこへ向かって飛んでいたかは不明ですが、我が家の窓ガラスにひびが入るかと思うくらいの響き方だったので相当に低い高度だった気がします。

通過後に、あれは夜間訓練飛行だったのか?それとも何かあったのか?と思いながら眠りにつきました。

そしたら、今朝の6時30分ごろにまたその爆音が響きだしたのです。

1機が行って終わりかと思ったら、それほど間を置かずにもう1機が飛んで行ったのです。

今朝の2機は、昨夜のと違いもう少し高いところを飛んでいたようで、我が家の窓などがガタガタと音を出し揺れることはありませんでしたが、それでもかなり低い高度を飛んでいきました。

2機とも南に飛んできましたが、よくよく考えると昨夜のも同じ方向に飛んで行った気がします。

つまり、合計で3機も輸送ヘリが飛んで行ったことになりますが、はてさてどこへ向かったのか?

そんな思いと同時に、自衛隊や米軍の基地近くに住む方たちはこのような爆音を毎日のように聞いているのかという思いに駆られました。

そして、今夜もまた1機が飛んでいきました。

何か、あったのか?

<追記>

原因は、8日(水)夕がたに郡山市中田町で発生した林野火災への出動だったことが、ケンジさんのコメントで判明いたしました。
さらにこの日は、白河市でも理や火災が発生していたことも判明しました。

両火災とも、3日目の今日10日になっても鎮火していません

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2023年3月 5日

被ばくシンポジウム

3月4日、東京電力・福島第1原発事故に伴う福島県民健康調査に関する国際シンポジウムが、福島医大放射線医学県民健康管理センターの主催によって、福島市の福島医大福島駅前キャンパスで開催されました。

シンポジウムはオンラインを併用して100人以上の参加があり、国内外の専門家が放射線の健康影響などについて、10年間の調査で積み重ねた科学的知見が発信されました。

注目されたのは、アメリカ国立がん研究所のキャリー・M・キタハラ上級研究員の発言です。

同研究員は、チェルノブイリ原発事故と比べ、放射能放出量が少ないしヨウ素欠乏症の人が少ない点などから

「福島第1原発事故による被ばく線量は低く、健康影響を引き起こすとは考えにくい」

との見解を示しました。

地元の「福島医大医学部災害こころの医学講座」の前田正治主任教授は、悩みを話せる相談先がない被災者が数千人おり、健康面でも課題を抱えているという調査結果が発表されました。

だいたい思った通りの内容に思いましたが、やはり私たちは研究材料にになっているんだなという思いを強く感じてしまいました。

ただ、それが今後の役に立つのなら悪くは無いかなとも思いますし、なんとも言えない気分です

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2023年3月 4日

闇の名簿

福島県南相馬市の住宅で高齢の夫婦が襲われた強盗殺人未遂事件は、全国放送になり知られることになりましたが今回も「闇バイト」などで集まった可能性があるようです。

捜査は進み、東京の20歳の男二人が逮捕され、もう一人は逃走中ということです。

この事件では「闇バイト」がクローズアップされていますが、その後の捜査によって被害者の高齢夫婦は過去にも「振り込め詐欺」の被害にあっていたことが判明しています。

つまり、一度被害に遭った家はその住所が闇の名簿の「金が有る。狙いやすい」というリストに載るか、その名簿が取引されて別の犯罪グループに渡り狙われ続ける可能性があるということです。

とんでもない世の中になってきたものです。

 

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2023年3月 1日

マスクを外して卒業式

本日3月1日は、福島県内の県立高校では卒業式が行われ、福島市の高校ではコロナ禍で3年間を過ごした生徒たちのほとんどがマスクを着けずに式に臨んだそうです。

ただ、国歌や校歌を斉唱する際には全員がマスクを着用し、来賓や保護者はマスクを着用しての出席だったようです。

式に参加した生徒の感想は、

コロナの影響で、1年生の時は授業が遠隔で行われたり、時間をずらして登校したりなどもあって、
授業がなかなか進まなかったのが大変でした。

最後はマスクなしで卒業式ができてよかったです」

「先生や同級生の表情もよく見ることができる中で卒業式ができてとてもうれしいです。
思い出に残る式になりました」

福島県教育委員会によると、県内では原発事故の影響で休校となっている4校を除く、79校で卒業式が行われ、1万4000人あまりが今日の卒業に臨んだようですが、ほとんどの高校で同じような光景が見られたのかもしれません。

マスク着用についてあやふやで、無責任な答弁をした永岡桂子文科大臣、県内の高校生の卒業式の光景は考え通りだったのでしょうか?

聞いてみたいような、聞きたくないような そんな思いがめぐるのでした。

いろいろな意味で、生徒が言ったように思い出と記憶に残る卒業式になったことは確かです。

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