カテゴリー「医療と病院」の276件の記事

2024年1月13日

冬の食中毒

福島市の標高750m地点には「高由温泉」というのがあり、そこには「天空の湯宿」として人気の宿泊施設「花月ハイランドホテル」が建っています。

その人気の温泉ホテルで、嘔吐や下痢などの症状を訴える集団食中毒が発生したことが11日に判明したことが保健所から発表されました。

福島市保健所によると、能登半島大地震で大騒ぎとなっていた2日、3日の両日にかけて同ホテルに宿泊した県内外の260人の内、5~91歳の男女101人が食中毒になった可能性があるようです。

原因については、夕食で食べたヒラメ、マグロ、カンパチの刺し身のなかのヒラメに寄生する「クドア・セプテンプンクタータ」、またはそれの近縁種らしいと考えられていますが、食中毒との因果関係が判明していないため、同市保健所は原因として断定しなかったようです。

そのため重症者もおらないことから、同ホテルの処分んは11日の1日間の営業停止処分としたようです。

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2023年12月27日

コービット19は今

報道からはほぼ消えた感があるコービット19感染の話題ですが、26日に福島医大放射線健康管理学講座の斎藤宏章博士研究員がコービット19ワクチンの抗体の増加には、通常の風邪や黄色ブドウ球菌に対する抗体が関係している可能性があるとの研究結果を発表しました。

コービット19にはワクチン接種後に抗体の増加が見られにくい人がいることが知られていますが、その要因は分かっておらず、斎藤氏によれば今回の研究結果がその解明につながる一歩だということのようです。

もしその仕組みが判明すれば、他のコロナウイルスのインフルエンザや風邪の特効薬ができるな可能性にまで行き着きます。

そしたら将来は、ノーベル賞?

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2023年12月25日

2024年12月2日現行健康保険証を廃止して

ほぼ1年後になる2024年12月2日に現行の紙の健康保険証を廃止しと新規発行を停止することが、22日の金曜日に行われた閣議によって決定されました。

これによってマイナンバーカードと保険証は一本化され、医療機関では保険証ではなくマイナカードによって受診受付を行うようになります。

この決定を受けて、マイナンバーカードが進まないことなどに関して河野太郎デジタル相が記者会見で語ったことが、医療団体など関係者やメディアから批判が起こっているようです。

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2023年12月 9日

『歩く肺炎』? 流行?

近くだと韓国など、海外で「歩く肺炎」というものが大流行しているらしいのです。

「歩く肺炎」とは、正式名称は「マイコプラズマ肺炎」というものだそうです。

「マイコプラズマ肺炎」とは、文字通りマイコプラズマ細菌の感染によって発症する肺炎です。

比較的に若い人に発症することが多く、感染すると咳が出て発熱・倦怠感・頭痛・咽頭痛・胸痛・息切れなど起こり、まれに重症になると意識障害を起こすことがある感染症だそうです。

なぜこの「マイコプラズマ肺炎」が「歩く肺炎」と言われるのか?

この感染症は、感染して症状が出るまでに2週間から3週間と非常に長い期間があり、その間に罹患した人が歩き回りながら咳などの飛沫で周囲に感染させ続けるからだそうです。

感染の有無は検査で抗体や抗原を調べることはできますが、実際には症状と経過、流行状況を見て診断することも多いようで、抗菌薬を用いて治療を行います。

ほとんど風邪やインフルエンザやコビッド-19と似た感じられますので、患者も医師にも厄介な感染症が流行り出したものです。

さらに、報道では来年にオリンピックが開催されるフランスでは「トコジラミ」(南京虫)が大流行、日本でも海外から帰国した人から発生しているようですね。

どれもこれも嫌なものばかりです。

 

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2023年12月 2日

がん細胞の増殖をコントロール可能か?

専門用語が多くて、我々にはかなり解り難い記事が朝刊に載りました。

>福島医大医学部生体物質研究部門の本間美和子准教授らと東大などが関わった研究チームは、細胞が増殖する過程の時系列を追うことで、細胞内リン酸化酵素の一つ「CK2が細胞の「核」に集積する際にリン酸化され、遺伝子の発現を活性化させていることなどを発見した。

上記がその前文ですが、なんだかちっとも解らなかったわたしです(笑)

この「KC2」という酵素はだれでも体内に持っているそうですが、がん細胞のなかでは核内量が増えるのだそうです。

ところがなぜがん細胞の中で「KC2」が増えるのか?などのメカニズムについては解っていなかったそうです。

この謎だったメカニズムを本間准教授らのチームが、複数の分子生物学的手法によって明らかにしたということなのです。

本間准教授によれば、これが解ったことで将来的には、がん細胞の増殖に関するメカニズムを解明する上で基盤となる重要な研究になるということなのです。

つまり、がん細胞の増殖を制限したりなどコントロール可能になる足がかりが見つかったということでしょう。

がんについて他人事でないわたしにとって、研究が進むことを切に、切に願うものです。

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2023年11月25日

『正露丸』がアニサキス症の妙薬?!

近年、「スーパーなどで買った刺身を食べた人で、アニサキス症にかかる人が増加している」という報道が複数のテレビで取り上げられ、妻などは非常に気にしています。

アニサキス症(胃アニサキス症)とは、魚介類に寄生するアニサキス線虫が、胃や腸の粘膜に頭を突き刺して暴れ回り、ひどい腹部の激痛を引き起こすもので、特にサバやカツオ、サンマ、アジ、イワシ、イカ、サケなどによく見られます。

対策として業者では、さばいたときに目視で線虫を確認し取り除くらしいのですが、最近は広範囲の魚に寄生し今までは見られなかった魚にも生息し、運悪くアニサキスが隠れている生魚を食べた場合、食後数時間から12時間くらいまでに発症するようです。

厄介なのは、アニサキス症の治療薬は無く、煩ったら内視鏡を使って線虫を摘出する以外に方法はないとされ、刺身など生魚を好む日本人には警戒が必須なものです。

ところが、最近SNSなどで「アニサキス症に正露丸が効く」という投稿が広まっているらしいのです。

そこで、その話は本当なのか?と高知大学理工学部の研究チームが「正露丸は本当にアニサキスに効くのか」を実態調査をしました。

その結果、2011年に「『正露丸』(大幸薬品)を飲んだことで、胃アニサキス症の腹部上部の痛みがわずか数分で鎮静化した」という報告が2例あったそうですが、そのほかにも多くの人が正露丸を飲むことで胃アニサキス症への効果を経験していたことが判明したのです。

ただ、正露丸がアニサキスに効くことを科学的に示した証拠はなく、実際の効果も不明なままでした。

2021年に同大学のチームが「正露丸が本当にアニサキスを死滅させうるのか」を検証してたらしいのです。

実験では、0.1mol/Lの塩酸30mL(空腹時の胃液量とそれに含まれる塩酸濃度に相当)に正露丸3粒(1回の服用量)を溶かし、アニサキスを30分浸したところ、アニサキスは活動を停止し、死滅したことをあらわす全身が濃い青色に染まることが確認されたのです。

これは正露丸を入れなかったグループには見られなかったため、アニサキスは正露丸によって死滅することが実証されました。

ただし、水を多く飲む服用や、アニサキスの胃への侵入の深さによって効果は出ない場合もあり、正露丸はあくまでも緊急用の処置であり、痛みがひどいからといって過剰に服用するのは控え、すみやかに病院に行って診察してもらうことがお勧られています。

正露丸は我が家でも常備薬の一つです。(ただし大幸薬品ではない)

正露丸のこの効果を知っていると知らないとでは大きな差が生れるのは確かでしょう。

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2023年11月21日

処方箋のメドレーリレー

原発事故によって全町避難になった福島県双葉町(ふたばまち)でしたが、2023年2月1日に避難指示解除され、その後には解除後初の医療施設となる「双葉町診療所」が開所しました。

しかし、双葉町には調剤薬局が無いため現在は患者の処方薬もこの診療所内で調剤していますが、診療所内には内服薬程度で多くの処方薬は有りません。

そこで患者は、処方薬局がある隣町などにわざわざ出向いて受け取るしかなく負担になっていました。

そこで双葉町は「令和5年度福島県双葉町オンライン服薬指導実証事業」進めるの一環として、NTTコミュニケーションズ株式会社(医療ICT企業)、株式会社メドレーと双葉町の三者が連携し、オンラインでの処方依頼・服薬指導、処方薬の患者宅への配送に関する実証実験を2023年11月21日のきょうより開始しました。

だいたいの様子は、診療所で診察→診療所は薬局へオンラインで依頼→患者がオンラインで処方箋の説明を受ける→処方薬を宅配便に依頼し薬局が患者自宅へ届けるというものです。

記事には無かったですが、町はその配送料を担うのかもしれません。

まるで水泳のメドレーリレーのようなのでタイトルにしましたが、これはここだけじゃなく我々も欲しい仕組みだと思いました

 

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2023年10月 7日

小児科不足でオンライン診療

福島県の福島市は6日、小児科の休日当番医を担当する診療所数が減少し、当番医を設定できない日(10月22日と来年1月21日)が発生することを発表しました。

担当医の空白日が生じるのは同市では初めてだそうです。

対策として、スマートフォンなどを使い、東京都のクリニックの医師によるオンライン診療で対応することのようです。

小児科診療所が減少している要因として「震災の翌年、平成24年(2012)10月1日から福島県内に在る59の全市町村において18歳以下の医療費が無料化になっていることから

  1. 小児科は患者の急増で忙殺されている
  2. 休日には内科の約2倍に相当する1日当たり平均92人(本年度上期)が受診し、数時間待ちの状態もあるという。
  3. 加えて平日診療や夜間救急診療所も担当している
  4. 後継者不足などを背景に開業医の廃業が増えている

上記の理由から、同市内では2013年時点から7ヵ所減ってしまったそうです。

木幡浩福島市長は、軽症の場合は平日に受診するなど適正な受診を呼びかけた上で「小児科開業医は疲弊している。市としても医師確保対策を強化する」とのコメントを発表しました。

小児科医の不足は全国的なことでもあり、オンライン診療もやむなしでしょうが、オンライン機器を使えない祖父母が日中に子供を視ていた場合はどうするのでしょう?

言葉がままならない乳幼児の様態をオンラインで正確に伝えられるでしょうか?

これはやはり厚労大臣と復興大臣が何とかすべきことではないでしょうか?

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2023年10月 5日

塩分とりすぎ防止のスプーン

今日の朝刊のコラムは、福島県民の塩分摂取量多くて全国でもワーストであることについての内容でした。

そのコラムに、↓のような記事があったのです。

微量の電流を流したスプーンによって塩味が薄いものが濃い味に味覚を変えることができ、
これを使って塩分とりすぎが防げるのではないか」

まさかと思って検索したら、もう少しで製品化されつつあることが判りました。

開発は「キリンホールディングス株式会社」と「明治大学 総合数理学部先端メディアサイエンス学科」の「宮下芳明研究室」との共同研究で、減塩食品の塩味を約1.5倍に増強させる独自の電流波形を開発し、この技術を搭載したスプーン、お椀型の「エレキソルト」デバイスを開発。

現在このデバイスと塩分を控えた食事をセットで提供して食事満足度を評価する実証実験を、「株式会社ノルト」、「株式会社オレンジページ」と共同で始めている。

つまり薄味でも、濃い味に味覚を変化させる代物なので、キリンでは今年中に製品化して販売を目指しているようです。

これを使えば、塩分の取り過ぎはもちろんのこと、塩気のない病院食も少しはうまく感じたりするかもしれません。

ただ、塩味以外の味覚に狂うような副作用は生じないのでしょうか?

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2023年9月13日

7回目の接種券が届く

「もう無いだろう」と思っていた、コビッド-19のワクチン接種券が今日届きました。

私と母の分ですが、ついに7回目の接種です。

まだ無料なので、また予約して受けようと思います(14日9:00受け付開始)が、ちょっと億劫になってきました。

ちなみに、妻のは5回目が終わった後は来ていません。

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