カテゴリー「医療と病院」の310件の記事

2026年4月 1日 (水)

“死病院”ではなかった

今週から始まった朝ドラで、母や叔父たちが嫌な顔をして話すことがある「死病院」という言葉が出てきて反射的によどんだ思いに駆られました。

そしたら、その言葉は今の今まで母たちも私も誤解だったことが判明しました。

正確には避病院(びょういん)、これを重症の伝染病患者が行って死ぬことが多かったことから、母たちは「死病院(びょういん)」と思っていたのでした。

これは、最初に1886年11月設置された東京でも、江戸っ子は「ひ」を「し」と発音するため「しびょういん」と言われていたらしく紛らわしいのですぐに「伝染病病院」と改称したのですが、そのころはすでに「しびょういん」が一般化してしまい改められることは無かったようです。

いずれにしてもその病院は「赤痢」や「腸チフス」そして「コレラ」に「肺結核」の患者を受け入れる施設であったことは確かで、不幸にも治らずに亡くなられた方は少なくは無かったはずです。

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2026年2月27日 (金)

肉のアレルギー「アルファーガル症候群」

今朝のワールドニュースのオーストラリアの報道で「アルファガル(α-gal)症候群」で亡くなった少年とその家族についてやっていました。

報道によれば、オーストラリアの少年がキャンプ中に急死し、その診断は「ぜん息による呼吸困難」となったのですが、両親はその診断に疑問を抱き自ら調べ上げた結果、最後に食べたソーセージの肉でのアレルギーが原因でショック状態になり亡くなったことを突き止めたという内容でした。

そのアレルギーは「アルファーガル症候群」という極稀なもので、哺乳類の肉を食べた後のダニにかまれると発症するもので死亡例はオーストラリアでは初めてだったということです。

厄介なのは牛や豚などの哺乳類の肉を食べただけでは発症せず、ダニにかまれると症状が出るという厄介なアレルギーなのです。

発症パターンにはこれの逆もあり、マダニに複数回かまれた後に哺乳類の肉を摂取した場合にも発症することも確認されているそうです。

つまり、あくまでもアレルゲンは肉になり、その肉に含まれる「アルファガル」というおが抗原なのでその名称があるようです。

報道によれば確認されているのは、オーストラリアやアメリカですが、まだ1人だけだというのです。

ただ、オーストラリアの少年が「ぜん息」と診断されたように、発見診断が極めて難しく知られていないだけではないかと報道は締めくくられました。

外を歩くことが多いネコが居る我が家、気になる報道でした。

ちなみに、アルファーガルは「カレイの玉子」にも存在するそうです。

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2026年1月30日 (金)

感染症の“二パウイルス”が・・

インドで『ニパウイルス』の感染者が2人確認されたことで、日本はもちろんのこと多くのアジア諸国が空港での検疫を強化など水際対策に乗り出したことが報道されました。

『ニパウイルス』は野生のコウモリを介して感染し、感染すると発熱や脳炎を引き起こし致死率(=40~75%)が高いものです。

人から人への感染は感染者と長時間接触した場合などに限られるということですが、感染していても潜伏期間が1週間から2週間と長く、そして最も恐ろしいのは現時点で有効なワクチンも特効薬も存在しないということだそうです。

世界保健機関(WHO)によると、2025年12月現在、ニパウイルスの感染者数は世界で750人、死者数は415人と発表していますが、トランプ大統領の意向で脱退してしまって予算が激減しているWHOにどのくらいの活動力が期待できるのでしょうか?

世界最高の治療が保証されているトランプ大統領にとって、人類全体の命などどうでもいいのでしょう。

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2025年11月21日 (金)

高血圧と塩分の関係の通説に疑問・・?

わたしはどちらかと言うと低血圧気味の方ですから気にしてはいないですが、母も含め高血圧の薬を服用している人は本当に多いですね。

高血圧患者は減るどころか増え続けているんだそうで、その対策として定番になっているのが減塩しなさいということです。

これは1961年(昭和36)に発表された「高血圧治療に減塩が必要」という研究結果からといわれていますから、かなり前から日本人には刷り込まれた知識でしょう。

実は高血圧症というの塩分の取り過ぎというのだけが主原因ではなく、正確には「ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム」のバランスが崩れることで発症するものだそうです。

現代の食生活では、特にナトリウムの過剰摂取とカリウムの摂取不足が重要な要因だとして問題視されているようです。

つまり、高血圧は単純に塩分(ナトリウム)を減らすだけでなく、カリウムを積極的に摂ることで電解質バランスを整えることが大切なことだそうです。

バランスの良い食生活がなんでも大事なようですが、これが難しい

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2025年11月 7日 (金)

ロキソニンが保険適用外になる?

日本維新の会と自民党の連立政権は、医療費の約1兆円削減策として“OTC類似薬”の一部を保険適用外にするということを立案しようとしていることが報道されました。

OTC類似薬とは効能や成分は市販薬とほぼ同じでありながら、医療機関で処方され保険適用となる薬のことでその数は約7千種類あるということだそうです。

具体的には、アトピー性皮膚炎等に使用する「ヘパリン類似物質」、解熱鎮痛薬の「ロキソニン錠」、去痰剤の「ムコダイン錠」、便秘薬の「マグミット錠」などがあるようです。

わたしは以前に尿管結石の激痛におそわれ、その時に処方されたのがロキソニンでしたし、腰痛の持病もあるのでこの法律が成立すると痛み止めはドラックストアーに買いに行かなくちゃならないことになり他人ごとではありません。

私の場合などは突然の痛みの対応ですが、関節リウマチなど慢性の疾患で鎮痛剤を常用している方たちにとっては死活問題になるようです。

当然ながら開業医や勤務医らからは「月の薬代が何十倍にもなったら購入できない」「治療を続けられない」など、患者の精神的、経済的負担は計りしれないといった悲痛な声が上がっているようです。

このくらいのことが判らない政権だとは思わないですが、入院治療中の母を持つわたしにとってこれ以上の医療費負担増は止めてほしいです

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2025年10月26日 (日)

マイナカードがロックされても

経験された方も居られると思いますが、マイナンバーカードを保険証として使う場合に暗証番号承認で番号を「3回連続」で間違えると、そのカードはロックされて承認作業ができなくなり、役所に行ってロック解除の手続きをする羽目になります。

ここで私を含め誤解している人が多いと思いますが、「連続3回」とは当日での回数を意味するものではありません。

例えば、1年前に2回間違えてその後にカードを使用せずにいたとして、1年後に1回間違えると合計3回となりロックがかかってしまいます。

ただし、ミスが合計3回になる前に1回でも暗証番号で成功すると連続ミスの回数はゼロに戻るそうです。

では、「ロックされたマイナ保険証は使えないのか?」というと、暗証番号がロックされたカードでも「顔認証」では使えます(※顔認証は9回のミスまでロックされない

さらに、医療機関も知らないところがあるようですが、暗証番号がロックされて機械認証が使えなくなっていてもいても、医療機関では「目視確認モード」といって、医療スタッフが目で見て本人確認することで、顔認証も暗証番号もなしで保険証の資格確認を行うことができるんだそうです。

こんなこと、役所ではお知らせしていたのですかね?

わたしは知らなかったです。

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2025年6月 1日 (日)

「NB.1.8.1」の脅威

新型コロナウイルスの話題は、備蓄米などの話題に押され全く目にすることは無くなった気がします。

ところが、2025年5月29日、コービット-19の新たな変異株「NB.1.8.1」による感染拡大がアジアで深刻化し、医療現場を圧迫しているというのです。

中国では最近になってこの変異株の感染者数が急増し、病院での緊急室への訪問件数は過去1年で最多を記録しているというのです。

その中でも香港の状況は深刻で、特に高齢層での重症化が目立って過去4週間で81件の重症患者と30人の死者が確認されている状況のようです。

アメリカでも、カリフォルニア州、ワシントン州、バージニア州、ニューヨーク市などの空港検査でこの変異株が確認されており、監視体制を強化しているということのようで、すでに日本国内でも感染が広がっていると見た方が良いようです。

「NB.1.8.1」は『高い感染力を持つが重症化リスクは比較的低い』とみられていますが、感染者数の急激な増加により、結果的に重症者数も増加ということになっているようで警戒が必要のようです。

ただ、マスコミの扱いが低いように関心が薄れつつあり、感染予防もおろそかになりつつある現状でどれだけの人が警戒するでしょうか?

それでも最近の気温の寒暖差の激しさを考えれば、もう一度警戒すべきでしょうね

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2025年3月26日 (水)

トラホーム

今週から再放送が始まったNHK朝のテレビ小説「チョッちゃん」、語りは福島県郡山市出身の故西田敏行さんでヒロイン池山蝶子役は古村比呂さん、、その北海道で開業医をしている父親にはこれまた福島県会津出身の故佐藤慶さんです。

佐藤慶さんは山形出身と設定ですが、どう聞いても福島弁で話しているとしか思えません。

さてそのドラマの今朝のシーンは、佐藤慶さんが扮する医師が往診する場面でしたが、そのときに家の中を温めようと囲炉裏に火に薪をくべる家の息子に、立ち上る囲炉裏の煙を見ながらこういうのです。

「時々戸をあげで、喚起しろ。トラホームになっちまがらな」

「トラホーム」、わたしはこれに小学生のときに罹患して治療していた病名で懐かしさと嫌な治療も思い出しましたが、現在は知らない人の方が多いのでしょうね。

「トラホーム」は「クラミジア・トラコマチス」による眼感染症で、当時、日本国中に蔓延し失明者が多く、撲滅のために日本人の国民病として「トラホーム予防法」が大正8年(1933)に公布されるにいたります。

しかし原因療法がなく、収斂薬の点眼処置での対症治療だけで、法律上の届出伝染病として管理されましたが「治癒」がないのに、眼科外来でも患者数の多い病気であったそうです。

そして年月が過ぎ、第二次世界大戦が終結したころ尼崎市に発疹チフスが発生、その治療薬としてアメリカの進駐軍から「オーレオマイシン」が提供されチフスの流行が止められました。

その際に偶然なのでしょうが、チフス治療薬の「オーレオマイシン」を服用した患者の「トラホーム」も完治するという結果が出ます。

その後臨床実験の結果、オーレオマイシンがトラホーム治療に効果が認められという当時では世界初の発見となり、正式にトラホームの治療薬として認可されることになります。

これによって昭和58年(1983)に「トラホーム予防法」が削除され、病名も消え現在に至るようです。

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2025年3月14日 (金)

マイナ保険証と「資格確認書」を同時に取得可能

私の母のように未だに「マイナンバーカードを所持しない人」、またはマイナカードを持っていても「マイナカードを保険証として登録していない人」、そういう方々は従来の保険証を使用していますが、今年の保険証の期限が切れ(最長で2025年12月1日)から使用できなくなることになっています。

このような人の為の対処として、政府は医療機関を受診するときに従来保険証の代替えとして使う“資格確認書”を申請不要で自動的に送付することを決めています。

<資格承認証が無償で申請不要で送付される人> 

  1. マイナンバーカードを取得していない人
  2. マイナンバーカードを取得しているが、健康保険証利用登録を行っていない人
  3. マイナ保険証の利用登録解除を申請した人=登録解除者
  4. マイナンバーカードの電子証明書の有効期限切れの人
  5. 令和6年12月2日以降に新たに後期高齢者医療制度に加入した人
  6. 転居等により有効な後期高齢者医療被保険者証を持っていない人

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2025年2月12日 (水)

耳鼻科にて季節を感じた

月曜日、母をいつもの病院に連れていき、いつものように耳鼻科と整形外科で診察・診療を受けてきました。

耳鼻科で待っている間、母より予約が早い30代くらいの女性に看護師さんが症状を聞いている内容が耳に入ってきました

どうやらその方は花粉症らしく、毎年症状が悪化し始めたごろにやってきているようでした。

積雪がすごい今年、もう花粉症が始まっているのだなと感じた瞬間でした。

気の毒だとは思いましたが、わたしにはもうじき気温が上がってくると言う思いに駆られました

早く気温ががってもらわないと、2m近くにもなった除雪で積み上げた雪の山が消えてくれないのです。

除雪の仕上げはお日様と暖かさだけです

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