会津はオタネニンジンで地域活性
昔も今も、その薬効と値段の高さでも知名度が高い薬剤と言えば、何と言っても朝鮮人参(高麗人参)断トツでしょう。
その名の通り産地として名高いのは朝鮮半島ですが、日本国内でも「オタネニンジン」という名称で栽培されています。
これはあまりにも高価なため、江戸幕府が全国各地に種を支給し国内生産を奨励したからですが、そのときの「お上からの御種(おんたね)の人参」ということから、国内では「オタネニンジン(御種人参)」という呼び方になったとされます。
ただこのオタネニンジンは、植え付けてから収穫販売できるまでに6~7年の歳月を要する(土づくりからだと9年余り)難しい植物のため栽培地は減り続け、今では「島根県」「長野県」そして我が福島県が三大産地となっているようです。
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